日本の誇る世界遺産、
世界で最初にかかれた
深いテーマを持つ大河小説、
「源氏物語」。
めるめるコメ欄でももちろん、
「源氏」に言及される方、しばしば。
そう言われてみれば、
「源氏物語」、めるめるブログテーマ
「ethnic beauty」ではまだやっていなかった。
そしてどうせなら、
源氏物語、の絵は
教科書とかで誰もがみたこと
あるはずで。
目に新しいもの。を。
と探しにかかります。
探すのがこれほど楽な画像記事は
かつてなかった気がします☆彡
さすが不朽&永遠の名大作^^
できるだけ出典元を別にしました。
源氏物語の絵になるシーンは
ある程度決まってくるため
同じシーンが2枚出てきたりします。
同じ方の筆によるものだったりもします。
そしていつもは
浮世絵命ですが、
今日は王朝絵巻にふさわしく、
金泥に輝くものを。
源氏物語54帖のどこのどんなシーンなのか
調べきれないものもあり。
ご訪問くださる皆様、
めるめるなどより
詳しい方絶対いらっしゃるはず。。。
どうか教えてくださいませ~。
リンク張らせていただきます☆
Six-fold Screen with Scenes from "The Genji Monogatari"
『源氏物語』五十四帖中(以下略ね^^)第7帖「紅葉賀」より。
米 メリーランド州ボルチモア ウォルターズ美術館蔵。
桃山時代。作者不詳。
光源氏と頭中将、
二人のプリンスが青海波を踊り、
秋の訪れを寿ぎます。
御簾の向こうには
藤壺中宮が。
不義の恋を胸に秘めながらの舞。
「源氏物語・花の宴(朧月夜)図」。
第8帖「花宴」より。
ブルックリン美術館蔵。
岩佐 又兵衛(1578-1650)
光源氏と朧月夜との、危険な夜。
「源氏物語画帖」54面 紙本著色 1509年
ハーバード大学付属サクラー美術館コレクション。
第48帖「早蕨」より。
中君の元に宇治山の阿闍梨から蕨や土筆が届きます。
便りを読みながら中君は、その心遣いに、涙を流すのです。
第34帖「若菜」より。
作者不詳。
ホノルル美術館蔵。
猫が飛び出して御簾がひるがえる。
柏木が女三宮の姿を垣間見る。
源氏物語中、もっともドラマチックなシーンのひとつ。
もひとつ。
同じシーンを。
こちらは大英博物館からです。
17~18世紀。
作者不詳。
カリフォルニア・パシフィック・アジア・ミュージアム蔵。
17世紀頃。
土佐派のどなたかが描いた絵。
作者不詳。
…どこのどのシーンなのかわかりません。。。。
どなたか、お知恵を頂戴できればと。。。。
(↑他力本願^^;)
【追記】
第4帖「夕顔」の一場面ではないでしょうか
とのご教示を頂戴しました!
お二人のコメ欄をどうぞご覧くださいませ^^
厚く御礼申し上げます<(_ _)>
源氏物語図屏風「御幸」・「浮船」・「関谷」
第29帖「行幸」部分です。
土佐 光吉 (1539–1613) ・土佐光起 (1617–1691)筆。
メトロポリタン美術館蔵。
17世紀。
帝の盛大・豪華な大原野へのおでかけのシーン。
どの絵も横に長いものが多く、
部分アップにしています。
リンク先には全体像あり。
この絵ですと
「浮舟」なども見ごたえあり~^^
「源氏物語画帖」
第5帖「若紫」より。
土佐光起筆。
「雀の子を犬君が逃がしつる。
ふせごの内にこめたりつるものを」
のお馴染みのシーン。
をもう一つ。
こちらも土佐光起 (1617–1691)。
しかも同じシーンで、恐縮です。。。
米・アラバマ州はバーミングハム美術館蔵。
17世紀。
源氏物語図「宿木」
第49帖「宿木」より。
伝俵屋宗達筆。
メトロポリタン美術館蔵。
17世紀。
宇治十帖中、中君が薫に浮舟のことを
語るシーン。
源氏も薫も
亡くなった人の面影を
尽きず追い求めていくのですね。。。
めるめるは
方々の美術館の検索結果を追い求め、
今日も睡眠不足です☆彡