「陽暉楼」(「ようきろう」でも)で検索かけると、
上位に並ぶのは
映画ばっかりなんですね~。
例の、池上季実子さんと浅野温子さんが
横になった赤と黒を基調としたスチール写真。
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いつの間に。
古典となってしまっているような。
「競ってこそ華。負けたら泥」ってやつですか。
めるめる、コレみて、
「…原作ってこんなイメージでは
なかったような。」
で、筋見ると、
どうして
「宮尾登美子原作」の
看板を掲げるのか。
なぜ故宮尾先生は
自分の名前を使うことを許したのだろう。
サッパリわからない。
その変わりようには
茫然としたとしか
申し上げようが。
設定、
(戦前、南海随一と謳われた
土佐の風流で美味しいお料理も出るし
選り抜きの芸者さんを呼ぶこともできる
「陽暉楼」を舞台としている。
「遊郭」ではないとの
わざわざの注意書きもあるため
もってまわった言い方恐縮です)
そして登場人物の名前と
だいたいの血縁関係、
そして薄幸な女性の悲運の死。
くらいしか原作とシンクロするものはありません。
(キッパリ)
流麗をもってなる
宮尾文学ですが、
任侠や
芸も生業とし
いろいろしきたりとかあって
体を差し出すこともありうる女性たち
(ああ、言いまわしが難しい)が絡むと、
映画を造る側としては、
やっぱり、そちらを見せたいのでしょうか。
例えば「蔵」とか「序の舞」なんか映像化されましたが
まだしも内面的なものが前面に出る。
「鬼龍院花子の生涯」もそうですが
任侠からむと
日本の男性映画監督、
燃える燃える。
切ったはったや、
矜持の高い綺羅を競った女性の
愛憎劇なんて、
いかにも映像化したら
映えそうです。
もちろん、
華やかでありながらも
過酷な運命に生きる人々の
哀しみはじゅうじゅう伝わってくる。
そして
「陽暉楼」も「鬼龍院」も
映画の世界では名前は通り、
宮尾文学の啓蒙普及には
おおいに一役を買っている。
「蔵」「序の舞」は
どうしても地味な印象が。
ですが、
宮尾文学、
本領、ひたむきな女性じゃなかったのか。
高知の女性って、
ここませ激しいのでしょうか。
なにもここまで剥き出しにしなくても。
と映画観る度
映画と原作の焦点の違いに
なんだかムズムズします。
…別のお話だと思えばいいんだ。。。
話は変わりますが
(現在は「得月楼」。いまなお高知の誇る料亭。
桃若さん、
池上季実子さんも真っ青の
ものすごい美人!!!!
ぜひぜひ飛んでみてくださいませ!!!!!!!)
ちなみに、
この手の題材で極致だと
めるめるが信じて疑わないのは
遊女、こはるちゃんの
こんなご時世だもの
年季が明けたら、
しっかりした男と所帯を持ちたいのさ」
こっちがホントだと
思うんだけどな~。
