2b95862ad1172d4298bc35ffe026c4dd



前回の テーマ「ethnic beauty」のテーマは、


「ドラゴン」でした。


とくれば

次は「フェニックス&鳳凰」をやりたい♪

(「ユニコーン」に走らないのがめるめるです^^)


人間国宝の着物です。

田畑喜八(三代)(1877~1956)

「一越縮緬地鳳凰桐文振袖」(1954)。


着物ですから

掛け軸なんかより縦も横も大きい。


なので鳳凰の舞飛ぶ姿は

大胆かつダイナミック。


黄金が縫いこまれ

たなびく長ぁ~いしっぽが豪華^^




40a66bbac358a28ccf5cc82ec1aed026 S



19世紀、作者不詳。「鳳凰図」。


鳳凰は聖天子の世にのみ現れる

おめでたい鳥。


楼閣を超え、

雲海を抜けて

五音の高らかな泣き声とともに

仲間の元へ。





次に
伊藤若冲の
紅白鮮やかな鳳凰図の
かずかずを持ってくるのは
簡単なのですが~。

ここはぐっとこらえまして。

「桐上鳳凰一双図」でいいのかな~。
鳳凰は桐の木にしか
止まらないのですって。

画家は辺鸞(へんらん・Bian Luan)。
中国は唐代中ごろ、
8世紀後半から9世紀初頭,
生没年不詳。長安の人。です。

鳥の絵を得意とされたらしく
他にも
良い絵はた~くさんありました。

ヴェネチアの
カーニバルの
マスカレードのような鳳凰。
神秘的~☆彡



15db619c50bf4651157aa507253a232e2
Source: indulgy.com


で、西洋まいりましょうかと

探しにかかったのですが、


案外ないんですよ。

これが。


もともと「鳳凰」と「フェニックス」

似てますが由来は異なる。


御存知、不死鳥。火の鳥、

なのですが

意匠としては


なかなか

持ってきたいだけのものがなく。


こちらは19世紀のアンティークの

ブレスレット。のフェニックス部分のアップ。




f824f7fe527ec1b1afdafd333d90f263
Source: din_bastet

西洋では


フェニックスは

オリエンタリズム・ジャポニスム・シノワズリの

モチーフとして

使われることが多いようですね。


やっと見つけたのは


ジョルジュ・バルビエ。

流麗なアール・デコ様式の

イラストで知られます。


こちらも有名な作品は

次々と思い浮かんでまいります。




phoenix_by_indrikoff-d5xteh8


いいでしょう~^^


これ、現代です。

無償ダウンロードになってた^^


ロシアです。


前にも ロシアの人形作家さんの画像を

もってきたことがありました。


ボリス・インドリコフ(Boris Indrikov)さんと

おっしゃる1967年生まれの

イラストレーターです。


細部まで凝っていて

華麗・典雅でありながら

どこかがエキゾチック。



ロシアン・アートの

特徴なのかもしれませんね^^




DT5077
Source: MET


ベトナムの

フェニックスをかたどった水差し。

15~16世紀ごろ。


東洋の焼き物というと


中国・日本・韓国あたりが

思い浮かびますが、


展覧会とかで

あわせて

ベトナムもの・インドネシアものが

展示されていて

ふと足が止まることはしばしば。



お髭もトサカも

カールしていますね。


コバルトも

品よく藍に発色し、

白の陶器の肌が上品~^^




363f0fcaebdd005a11d4efd540802896

Source: MET



ペルシャ(今のイラン)。

13世紀後半。


「ソロモンの玉座」の意味の

タフテ・ソレイマーンの


こちらも青のフェニックスです。

37.5cm*36.2cm。


のタイル。


中近東のタイルは

単色のものを

複雑に組み合わせて

息を呑むモスクの装飾となる…。


も確かにアリ。


が一方

それでは手間かかりすぎ。


で大き目のタイルに

もともと模様を焼き付けてしまう。


を併用していたのですね。


お花畑を見ながら

雲の上、

悠々と飛んでいく。。。



日本の鳳凰を探し、

総、金の

いいのあったんですが、


なんか危なそうなお寺だった。




ので



3f6b0e68d4f5676de128a2ea805ab05e
Source: forum.awd.ru


ポルトガル、リスボン。

カルースト・グルベンキアン博物館蔵の


…「Hanging」。


コレ、帯じゃないでしょうし…。


部分映像だそうです。


やっぱり、桐の花の中。


褪色の有無までは

わからないのですが、


ゴールドの濃淡と


やや厳しい鳳凰の表情で


厳かな雰囲気に。



で、最後は






Series_C_10K_Yen_Bank_of_Japan_note_-_back2


旧10,000円札の裏側の鳳凰で

参りましょうか^^


現一万円札の裏にも、


平等院鳳凰堂の鳳凰が

描かれています☆彡


そして、一万円札の裏って、

二種類あるんですね。


前のバージョンには、

キジが描かれている。


もちろん、どちらも使えるのだそうです。