人が自分の姿をはじめて見たのは
おそらくは水面。
続いては黒曜石を磨いてその姿を写したのだとか。。
鏡を覗くのは12世紀、
インドのカルナータカ州、ベルールまたはハレビードの
寺院に刻まれたレディ。
イギリスはノーサンプトンシャー州、
デスボローで出土した紀元前1世紀の鏡。
渦巻とラッパ形の模様が見られます。
古代のケルト人が作った鏡です。
イギリス内陸から出土。
当時の交易の拡がりと繁栄がしのばれます。
昔の鏡って、
どのくらい写るのかしら。
どのくらいピカピカしていたのかしら。
と画像を探し始めましたが
なにしろ昔のことであり。
肝心の鏡面を伝える画像はさっぱり。。。。
鏡の裏!?の
装飾の画像ばかりと
なってしまいました。
ロシアはエルミタージュ美術館蔵。
スキタイの黄金文化を伝える鏡。17.3cm。
1903年に4つの古墳を発掘した
副葬品の数々は近年明らかになったばかり。
金に見えるけど「Mirror Silver and electron」とのこと。
打ち出し細工で刻まれた動物や神々。
紀元前440年頃の
エトルリアの鏡。
ベルリンはドイツ国立博物館蔵。
美貌の傾国の美女、
クリュタイムネストラが息子オレステスに殺される
有名なギリシア悲劇の場面が
描かれています。
2013年に発見されたばかり。
ざっと3,000年の間、
この鏡は草原の遊牧民族、
サルマタイの貴婦人の傍らに
ありました。
邪馬台国が魏志倭人伝に記されたように、
サルマタイの姿は
古代ギリシアの歴史家の筆により
切れ切れにその姿が伝わります。
Source: www.kunstkamera.ru
1714年にロシア帝国の皇帝
ピョートル1世(ピョートル大帝)が
サンクトペテルブルク創設した
「クンストカメラ」
(めるめる注。これが博物館の名前)所蔵の
イランの鏡。
・・・時代がわからない。
「クンストカメラ」は
ドイツ語のKunstkammer(驚異の部屋)から来ているのだとか。
…なぜにロシアの皇帝がドイツの言葉を。。
500~600年頃の
メキシコ テオティワカンの鏡。
ジャガーのモザイクが
サウスアメリカの定番、
翡翠とスポンディルスという青い二枚貝で
はめ込まれています。
テオティワカンも
幻の都。
栄耀栄華を誇った都も、
今は廃墟と化し、
誰もいない。。。
日本の平安時代の銅鏡です。
銅鏡といいますと
もっと黒っぽくて
緑青なんかも出ていたりして
不可思議な文様が
刻み込まれている…のを
見慣れているのですが、
なぜここまで色が違うのだろう。
メトロポリタン美術館の方が
磨いてくださったのでしょうか。
これなら、
裏に回っても!?
己の姿を見るためのもの、
が納得いきます♪
で、トリはやっぱり
めるめる好みの
吉祥尽くしの
「喉が渇けば玉泉、空腹になれば棗。
天下を旅して四海に遊び、長寿を保ち天下を守る」
の紋様が刻み込まれ
かつて清の宮廷にあった鏡と
説明不要。
恐れ多くも宮内庁所蔵。
奈良正倉院宝物、
国家珍宝帳所載の
螺鈿の八角鏡で。







