meotozenzai3



夫婦善哉(1955・日)

原作:織田作之助

監督:豊田四郎 。



日本映画の不朽の名作のひとつであり


めるめるごときが語らずとも、

数え切れないほどのレビューは、

あるのですが。



しかし、語りたい…。

どうしても語りたい…。


しばし、お付き合いくださいませ<(_ _)>



ダメっぷりが

わかりやすいキャラです。


森繁久彌さん扮する主人公。


病気の妻とひとり娘を捨てて、

ほかの女の元に走るのです。


めるめるなんか、

これだけで、もう

実生活では、許せないです。



加え、

いいところ

(昭和初期、大阪は北の船場の若旦那)の

坊ちゃん。


妻子を捨てて勘当されていながら

「黙ってられるかいな。財産取っちゃる。」

なんて、


性根からおかしいとしか。。。



そして淡島千景さん扮する芸者さん。


「あてが、あん人、

 一人前の男にしてみせます。」


…お気持ちは、わかります。

が。。。。


惚れた男なのでしょう。

が。。。



一緒にいれば、


まともにまじめに働く人間に

生まれ変われるかどうかくらい

わかりそうなもの。


どこからみたって、

…無理でしょう。



わかっていない。

映画の最後まで。



「夫婦愛、畢生の名作!」


なんて、公開当時の映画ポスターの

キャッチコピーにあったような。



夫婦愛は誠に結構なのですが、


ここまで根もとからのダメの人を、

お手本だのお見本にするには

無理があります。


(ま、もともと映画は楽しむもので

 何かを学ぶために見ることないんですが)



なのに、なぜ。


こんなにも、好きなのでしょう☆彡


あまりのダメっぷりに

ひたすらウットリしてしまうのでしょう♪

今検索かけてみたところ、

今出来のテレビドラマばかりが

ヒットする。


もはや森繁・淡島コンピが

トップに出る時代ではないのだ、

とびっくり…。


このお話は、このお二人の映画化を皮切りに、

何回も映像化されてます。



森繁久弥さんは


「僕とお慶ちゃん(淡島千景さんの本名は中川慶子)

の(「夫婦善哉」)が一番ええねん♪」


とその都度、

周囲に洩らされていたそうな。



淡島千景さんの

敏腕マネージャーさんは

シナリオを読み、


「この映画には、絶対に出るべきよ!」


とおっしゃったとか。



作る前から、

名作になる予感がする映画、

だった気がします。



ラストシーンの

名セリフ


「おばはん、頼りにしてまっせ」。



は、青春と共にあった


和田誠さんの

「お楽しみはこれからだ」


(和田誠さんが観た

 映画の名セリフが散りばめられた

 今日のめるめるあるのは

 この本あってこそ!の名著☆彡)


で知ったのでしたっけ。



もう少し、続けたいので、

続きは、明日。