某総理大臣経験者の大先生は、
淡島千景さんが年1回か2回、
訪れるか訪れないとかの話のあるホテルの一室を、
御一緒したい一心で、
年間通して押さえられていたとか。
淡島千景さんは、お美しい。
そして、演技力は
始めから誰もが認める実力の持ち主ですからね~。
どんな役でも演じることができるのです。
とりわけ印象に残るのは、
「受け」の芝居。
男性大物スターの相手役、ですね。
脚本を読み込み、
監督の意図をくみ取っての上、
出るところでは出て
引くところは引く。
相手役を引き立てるために動き、
芝居上手で素人玄人唸らせながら
なおかつ
スクリーンの千景さまは
お美しくお色気タップリ、
どこまでも大人の男をそそる女。
そして大女優たるゆえんは、
どの役もどの役も見る者に、
深みを感じさせることでありましょう。
手弱女でありながら、
しっかり者であり、
世の男性方をくらくらさせながらも
男性を立てながらも、強靭な自分を持つ。
まさに、男にとって、
あらまほしき女ではありますまいか☆彡
でありながらも決して
「男性に都合のいい女」の
枠に収まることのない
スケールの大きさでありますことよ☆彡
「ぜひ、どうしても、また、
お慶ちゃん(淡島さんの本名は『中川 慶子』)と」
とオファーは絶えず。
満87才で世を去られる直前まで、
第一線で活躍し続けた。
めるめるとしては
やはり
洋服着ている役よりは
着物を着た役が好み♡
もちろん、
洋服を着た役も
良いのです。
東京の方ですから
セリフ回しが早い。
そして宝塚でレビューやってた
大スターですから
大きく動くのも
苦にならず、様になる。
「キャサリン・ヘップバーンと
クローデット・コルベールの間の道を行け」
との言葉を捧げられた
美しくかつ才知に富む
コメディエンヌぶり。
映画を造る方は
時代の風を感じつつ、
いつもいつも新境地を開きたい、
と次回作に臨まれるのでしょう。
が、
どうにも尽くす女、運命に弄ばれる女、の様式美に弱い
めるめるです。
山田五十鈴の唯一無二の骨太の存在感。
岸惠子の華やかなニュアンス。
岩下志麻の癇の立った激しさ。
田中絹代の可憐な気丈。
そして淡島千景の陰影豊かな色香。
ですかね。
昔の映画ばかり気が行き、
はて、ふと目をやれば。
いまの女優さんは、
みな生まれつき綺麗で華やかで愛くるしいけど、
さて、誰が大きく、より大きくなってくるのか。
楽しみだったりします。
ちなみに、淡島千景さんは、生涯独身でいらっしゃいました。
森繁久彌さん曰く。
「どうにも手が出なかった。」
も一つちなみに
森繁さんの手が出なかった女優さんは、、、、、
あと二人。
山田五十鈴と、森光子。
