ねがはくは花のしたにて春死なんそのきさらぎの望月の頃
とあまりに平凡過ぎながら
西行法師のこの歌が思い起こされる季節。
しかしままならぬもの。
お葬式なんてものは、
ものすごく暑いか、ものすごく寒いか、
どちらかが多い気がしています。
じーちゃんが死んでしまった時は真冬。
古い、多分由緒のあるお寺での法要で、
寒いの寒くないのって。
親戚一同
ホッカイロ抱いて震えていた。
上司のお母さんが亡くなったことがあった。
県境の農家のお宅で、
家で告別式だったのですが、
人が入りきらず、
外で2時間、お経を聞いて
お別れの言葉をじーっと聞いていた。
このまま氷柱になるかと思った。
私はおばあちゃん似なのだそうです。
そしてお葬式は、真夏。
斎場は山沿い。
ミンミンゼミの蝉しぐれ、
アスファルトからは妖気ならぬ熱気が
立ち上っていたっけ…。
しかし調べてみたところ → こちら
お亡くなりになる方が
圧倒的に多いのは、冬。
統計には出ないのかもしれないけど
とにかく体力を消耗させることが、
弱い方にはよろしくなく、
暑すぎる寒すぎる。
急にあったかくなったり冷え込んだり。
が引き金となるであろうことは、間違いない。
出生数も調べてみた。 → こちら
グラフと表を見ていると
なかなかにオモシロイ。
生まれる数は
夏(7~9月)が多め。
2月が底で6月くらいまでが少なめ。
それより、
昔と比べ。
まず出生率がピーク(明治後期~昭和初期)のなんと5分の1。
そしてピークのころは、
月毎に生まれる赤ちゃんの数に
ハッキリ特徴がある。
1・2・3月が多く、6月に少ない。
とパッと見 わかり
くらべ、今は
たいして差がなくなってきていることが読み取れる。
お産の時、産婦人科の看護師さんは、
「なんでかわからないけど、
不思議にお産の時って、重なるのよ。」
とおっしゃっていました。
予定日が散らばっていても、
なぜか分娩室でかちあってしまうのですね。
月の満ち欠けが関係あるみたいよ。
とのことでした。
こちら によれば
満月は、月の引力が最も強くなる時。
満月の日に人の出生率が高いのは
神経が活性化するからではないか とのこと。
手術も避けた方が良い。出血量が増え、経過が思わしくない。
ホルモンバランスが崩れるから、
情緒不安定になって、突発的な犯罪も多いのだとか。
月の満ち欠けに促され、
知らず知らずのうちに気持ちが左右される。
そして地球にとっては
ほんのちょっとした変化が
人には
日照りや、寒すぎる夏や、大地震やら津波やら、
暴風雨となって襲いかかったりすると
人は、もうなすすべがない。
通り過ぎるのを待つしか。。。。
春は待ちかねた季節。
そして目の前にいない人が
ことさらに、
思い出される季節でもあります。
繰り返し、繰り返し。
桜の便りを聞くころに。
