この折れそうに細いウエストの
女優さんは
エドウィージュ・フィエール(1907-1998・仏)です。
(一番細いところに目が行くように
計算されたライティングにも注目)
コルセットをきりきりと締め上げる。
「風と共に去りぬ」で
スカーレット・オハラがマミーに
コルセットを締めてもらうシーンなんて思い出しますが。
あれは映画のためにわざわざコルセットを締めている。
ココ・シャネルが
女性をコルセットから解放する前は、
おそらくはこんな風に。
24時間・何十年も。
の積み重ねが
魅惑のボディラインを作り上げる。
気品ある貴婦人役が当たり役・はまり役。
古い映画ファンからは
「スクリーンの彼女に出会い、
私は年上趣味になった。」との告白も聞かれます。
Source: espacetrevisse.e- monsite.com
代表作は「双頭の鷲」(1947)。
ジャン・コクトー監督作品であり、
日本では美輪明宏様が
何回も舞台でヒロインを演じておられる。
加え、このお写真から、
十分にこの作品とエドウィージュ・フィエールの
雰囲気は味わっていただけるのかなと。
続きまして木暮実千代(1918-1990・日)。
画像を探しに行ったのですが、
満足できるものがなく
本の写真を撮り、アップしました。
なのでトーンが違ってきています。
ご容赦くださいませ。
この方も、好きなのです。
どこが好きって、豊満なところ(笑)
顔も頬豊か。
肩と胸板と背中にしっかりと肉が乗り
前から見ても横から見ても
堂々たるもの。
そして
女のふてぶてしさ・野性味・傲慢さが
この豊かな肉置きから発散され、
さらに美しさ・妖しさ・つややかさ・やさしさ・弱さがプラスされ…と
味わいが重層的だ。
他にも邦画では往年の
淡島千景さんとか
山田五十鈴さんとかをこよなく愛しており、
いわゆる
清純派では
田中絹代 久我美子 香川京子 も
好きは好きですが
山田・淡島・木暮。
に限らず、邦画の女優さんは
残された画像がなかなか
Web上では見つからないのが悩みです。
本日の最後はパトリシア・ニール(1926-2010・米)。
ゲーリー・クーパーとのロマンスで知られます。
ブロードウェイの舞台で注目を浴びた
新進の知的演技派大物女優は
映画「摩天楼」(1949・米)でクーパーと共演。
女性ジャーナリスト役。
二人は恋に落ちるのですが、
クーパーには妻子がいた。
「他人の家庭を壊す女」に
ハリウッドは冷たかった。
映画でのキャリアは
絶たれてしまうのですが
活躍の場を舞台に戻した上、
大病・結婚を経て、
映画に復帰し、
「ハッド」(1963・米)でオスカーを手にします。
時代がさがり「ティファニーで朝食を」の女パトロン?パトロネス?役
がわかりやすいでしょうか。
映画「摩天楼」自体は、
もともとモンタナの善良な農民、
クーパーの朴訥な個性と
理想主義の建築家との設定に無理があり、
あまり評判は芳しくない。
そして
パトリシア・ニールもこの映画に
大抜擢されたことで、
結果的に全盛期の、
いわゆる主役を張れる映画やフォトが、
少な目…。
グレース・ケリーは
みんなが好きなんだし、
私は「摩天楼」のパトリシア・ニールにしよう☆彡
同じ系統といって差し支えないのではないかと。
グレース・ケリーのきらびやかさにはやや欠けますが
あふれ出る清新で柔らかな美しさは
他にちょっと、思いつかない。
胸震わせるフォトです。
最後まで、決してクーパーを責めず
「マイ・ラブ」と呼んだと聞きます。
悲劇に終わる
有名な、ハリウッドロマンスの一つです。







