Source: Allen
「グレン・ミラー物語」(1954・米)。
ハリウッドでは20~50年代の半ばくらいまでが
ミュージカル映画の全盛期。
こちらの映画は
まず音楽が親しみやすく
名曲揃い。
そしていくらミュージシャンが偉大でも、
波乱万丈の人生を送ったとしても
映画にして面白い、とはまた別なのですが
この映画は大変良く出来ていて、
心温まる、時にはユーモアを交えた
ヒューマンな出来。
毒があったり
とんがった映画ではないので、
オールラウンドに受け入れられる…。
何拍子もそろった傑作中の傑作の一つ。
好きなサウンドを
まとめて張り付けちゃお♪
まず「イン ザ ムード」。
ジェイムズ・スチュアート扮するグレン・ミラーが
戦地で慰問の演奏を。
敵の飛行機が音を立ててやってくる。
気もそぞろの観客。
轟音がなり響き、
音量を落としてなお演奏は続く。
観客は逃げ出す。
ついに飛行機は墜落!
とともに一転して演奏はトーンを上げ、最高潮に!
観客は拍手喝采!!
続いて「茶色の小瓶」。
じわじわーっと泣けてくるんですよね~。
このラストシーン。
グレンは軍用飛行機に乗り、消息を絶った。
ジューン・アリソン扮する妻のヘレンは涙ぐみ、
ラジオから流れてくるのは二人の思い出の曲。
それでも支えてくれる人たちに
ほほ笑んで見せて、
やっぱり哀しくて、
グレンの写真を見つめ、
思い出の茶色の小瓶を頬に寄せ
この曲に聞き入るのです。
続いて
「セントルイス・ブルース マーチ」。
100年前から続いている行軍マーチを
変えてやる!
閲兵式の真っ最中、
耐えられなくなり、
行軍中の兵士たちを
小走りに突っ切って
(威風堂々でないところが
都会派万年青年ジェイムズ・スチュアートの
面目躍如☆彡)
華麗なドラムソロが転調を告げ
将軍の目の前で、行進曲は
アメリカのもう一つの魂、ブルースへ。
(あとで叱られてしまうのですが
通りかかった将軍のお褒めの言葉に預かるオチ付です^^)
4曲は多いかな~とも
迷ったのですが、
オマケ。
「チャタヌガ チューチュー」。
基地内で爆撃機をバックの演奏。
史上初のゴールドディスク。
この曲のウンチクも
語り始めると、止まらなくなりそう♪
とにかく、
曲とエピソードのからめ方がうまい!!
今回惜しくも落としてしまった曲も
佳曲ぞろいです。
よろしかったら是非☆彡
