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「郭中美人鏡」 鳥高斎栄昌 ボストン美術館
from MET


昨日喜多川歌麿の絵を並べ、

はて、浮世絵師は何も歌麿だけではない。


他にはどんなお方が、と

探しに行きました。



鳥高斎栄昌(生没年不詳)。活躍期は江戸中期。

 ふんわりと、カラフル。





Brooklyn_Museum_-_Young_Woman
「風流人倫十二相」 礒田湖竜斎 ブルックリン美術館


1人1枚。10人集めよう。


と始まったのですが、


これが結構きつい。



礒田湖竜斎(1735-1790?)。

 巨星、鈴木春信の多大な影響下にありましたが、

 次第に独自の境地を切り拓きます。





Katsukawa_Shunsho_-_Haikaiyobukodori
「(會本)拝開よぶこどり」 勝川春章 大英博物館


いいな、と目をつけたのを

次々拾っていくのですが、


やっぱり、ダブってくるのですよ。

同じ人。



勝川春章(1726-1793)。

 肉筆美人画、

 清少納言・紫式部・小野小町にちなんだ

 「雪月花図」にしようかな~と迷ったのですが、

 こちらにしました。


Kisen Hoshi / Furyu Ryaku Rokkasen
「風流略(やつし)六哥仙」 鳥文斎栄之 大英博物館


黙々と探しまくるのですが、


取り上げられる人というのは

ある程度決まってきて、


美人画に限って探すと

印象としては歌麿5。春信2。その他3。



鳥文斎栄之(1765-1829)。

 冒頭に出しました栄昌は栄之の弟子です。

 旗本のお家柄なのに、浮世絵師の道へ。

 おっとりとした品格ある画風。




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「青楼五節句遊」 菊川英山 メトロポリタン美術館
photo by MET


そして役者絵風景画お化けや滑稽画入り乱れる中


探した。あった。あ、同じ人だった。

が続く…。


段々時代が下がってきます。


絵が明るく、色使いのパッと見が変わってきます。

これは経年が浅くなってくることと、

顔料の種類が変わってくるのでしょう。


菊川英山(1787-1867)。

 歌麿に似ていますね。



そして、



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「新吉原江戸町二丁目」 歌川国貞 ボストン美術館
photo by MFA


細工は流々。仕上げを御覧じろって感じで、

舞台効果は満点。

しかしめるめる的感覚でいうと

顔が、どうも…。


看板絵みたいに

大きくこの手の顔を書けば、

インパクト特大なんでしょうけど…。


歌川国貞(1786-1865)のち三代目歌川豊国。

 先ごろ大きな回顧展が開催されました。

 江戸時代当時、一番の人気絵師といえば

 歌麿でも北斎でもなく写楽でもなく、国貞・豊国。

 画歴が長く、作品数が膨大。

 年をとればとるほど筆が冴えたという稀有の人。





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「東都名所心無姿合」 渓斎 英泉 ボストン美術館
photo by MFA


国貞、栄泉が大流行。


なんかこう、デフォルメはなはだしく。


できるだけアクのないものを

持ってきたつもり…。



渓斎 英泉(1790-1848)。

 前掲 菊川英山の弟子。

 「ジョジョ立ち」なんて最近のワードに

 出てきますが、

 あのあたりイメージしていただけると。

 妖しさ、どぎつさ。

 けれん味タップリの作品群。




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「新形三十六怪撰」 月岡芳年  東京都立図書館

photo by www.jaodb.com


このあたりで、

幕末~明治。


デッサン変わる。色変わる。

絵だって世につれ。



月岡芳年(1839-1892)。

 「最後の浮世絵師」。




ラスト2枚は、

時代は前後してしまいますが




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「今様娘七小町」歌川豊国(初代) ボストン美術館
from MFA


やっぱこういうの好き、の2枚。



初代 歌川豊国(1769-1825)。

役者絵・美人画で一世を風靡します。



 

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「雪中黒衣で傘をさす少女」 鈴木春信 ボストン美術館
photo by MFA


この方の絵の清らかさ、神秘性は
不滅です。



鈴木春信(1725-1770)。
 前に こちら  で記事にしてます☆彡