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(稀に会う恋 1793–94 頃   ボストン美術館



以前 喜多川歌麿の母と子  を記事にしたのですが


艶っぽいのはおおいに結構なのですが


ちと真に迫りすぎていたのではないだろうか、との


一抹の反省もあり、


で、今回は


sc229397
(吉原仁和嘉 荻江松蔵 峯 いと 1793 ボストン美術館



あくまで華やか! を追求し。


歌麿美人を堪能していただこうではないの。


との意図のもと、


色使いにもこだわり、


(同じ絵でも所蔵美術館によって状態が違っていたりします)


日本web上初出のものもあるんです~♪


(↑ 見てほしいので一生懸命アピール^^; )



Utamaro (1793) Naniwaya O-Kita
(浪花屋お北 18c 東京国立博物館


寛政(1789~1802)二美人とか三美人とかに
必ずランクイン!のおきたちゃんは
もちろんのこと、


バックにご注目を。
「きらずり」と呼ばれています。

雲母の粉を摺りつけるのです。


銀をバックに、看板娘!




The Outer Robe MET
(錦織歌麿形新模様 裲襠 1795 メトロポリタン美術館


こちらは金箔の地潰し。


こちらの絵には輪郭線が部分的にしか描かれていない。

部分アップがかなわないのですが、


おそらくは「無線空摺り(からずり)」という技法が使われている。


エンボス加工と思っていただければ。


浮世絵は版画だから版木を使う。
これを色を使わず、強く圧をかけ、
出したい線を浮き上がらせる。


半襟や、着物の白の部分に


花菱模様とか鶴亀とか、

きっと、たぶんまじかにみれば、

浮き上がる。


yama-bato.tumblr.com
( Beauty in front of Mirror 製作年未詳  www.artelino.com )


この絵も有名です。


昔の女性は、もろ肌脱いで白粉を塗った。


着ているのはスパイダー柄?浴衣?


夏でしょうか。この襟足の美しさ。


そして生え際の産毛から立ち上がる髪。


本物の髪の毛より細く、摺ったんです☆




SC147693
(花の枝と二人の女 18c ボストン美術館 )



こちらは裕福なお宅の奥様とお嬢様でしょうか。

お嬢様の目元の紅が初々しい。



■追記:あらんみら  さまより

  「かんざしの形態からいって遊女ではないかと」

  との指摘あり。さすが~


■追記:振付MICO  さまより

  「笄(こうがい)」との御教示頂戴しました。


で、このあと書いたこともあったのですが

いちおう一般公開になっているのですから

正確は目指さねばなりません。


私の物知らずぶりからくる

初歩的な間違いは外し、


4枚の青楼の美しき女性たちを

ご覧くださいませ^^



Kitagawa Utamaro - The Courtesan Ichikawa o


Seiobo Ogiya uchi Takigawa, Onami, Menam
(西王母 扇屋内滝川 をなみ めなみ 1793-1794 大英博物館




uramro0201
(三花魁 3枚のうちの1枚 1615-1868  ハーバード大学




989002049945
(青楼六家選 松葉屋粧ひ1801-02 シカゴ美術館