ロシアのお城や聖堂はとてもカラフル。
ディズニーランドに建っていそうな建物が、
普通に市中にあるらしい。
おとぎ話の挿絵にありそうな。
砂糖菓子のような多色使い。
玉ねぎのようなドーム。
こんなのとか。
こんなのとか。
(レニングラード州旅行中、バス車中から撮影。)
photo by Dennis Jarvis
こんなのとか。
こんなのとか。
グランドパレス内の教会(サンクトペテルブルク)
photo by Hendrik Terbeck
「オニオンドーム」とか「クーポル」とかの呼び名があります。
意味としては
○雪の多いところだから、
屋根に雪が積もらないように。 との実利性。
それと
○ろうそくの炎をかたどっており、
祈りが神に届く様を表す。
神様が天上に昇っていく様を表す。
教会の中を精霊が飛び交う様を表す。 との宗教性。
しかしドームのみ
なぜにここまで強い色を使うのだろう。
が不思議なのですが、
探しても出てこなかった。宿題。
塔の数には意味があります。
2 神と人。
3 父・子・精霊
5 1つは中央がキリスト。
4つは新約聖書の「○○伝」のマルコ・マタイ・ルカ・ヨハネ。
7 ロシア正教会における7つの神の恩寵。
9 天使の階級。
13 キリストと十二使徒。
最多は22。
キジ島のプレオブラジェンスカヤ聖堂。
しかも、木造です。
1714年竣工。
ロシア屈指の観光地。世界遺産1990年登録。
(左 プレオプラジェンスカヤ教会
中 ミハイル聖堂
右 ポクローフスカヤ教会)
photo by MatthiasKabel
寄っていきます♪
絶対ココに注目!のポイント。
釘を一本も使っていない!!
それでいて、
ドームの曲線を出してしまう。
築300年。
いぶし銀のウロコのよう。
小さい頃、
プレオブラジェンスカヤ聖堂かまでは
忘れてしまいましたが、
「ロシアの木造教会」とのグラビア特集を
大人向けの雑誌で読み、
息を呑んで眺めていたこと、ありましたっけ。
木造教会。1776年竣工(ヴラジーミル州スーズダリPotakino村)
photo by carlfbagge
ロシアの各地、ウクライナ、ポーランド、スロバキア、ノルウェーにも、
木造教会は残っています。
どこの国でも保存は急務のようです。