宮尾登美子先生がお亡くなりになりました。
私の宮尾先生との出会いは
「序の舞」でしょうか。
朝日新聞の連載小説で、
新聞が来ると真っ先に読んだの、
覚えてます。
絵をかくのが大好きな津也ちゃん。
師である鈴木松年先生とのいきさつ、
未婚の母となる道を毅然として選び、
画業に邁進し、
秘められた年下の男性との恋。
生涯通じて持ち続けた
美しいお母さんへの敬意…。
お小遣いで本が買えるようになると、
「一弦の琴」
「櫂」とその周辺作、
「鬼龍院花子の生涯」
「天璋院篤姫」
「藏」
あたりは熱心に読んだ。
となると
女流に興味をもってきて、
有吉佐和子先生なんかにも手を出した。
「華岡青洲の妻」
「香華」
「紀ノ川」
「和宮様御留」
あたりは
印象に残っている。
世代的には、
有吉先生のほうが前になるんですけどね。
三浦綾子先生なんかも人気ありましたね。
少しは読んではみたのですが、
なんとなく肌に合わず…。
永井路子先生の
「歴史を騒がせた女たち」シリーズも、
一生懸命読んだ覚えがあります。
瀬戸内晴美先生は
「田村俊子」
「女徳」
「美は乱調にあり」「諧調は偽りなり」
「京まんだら」
「かの子繚乱」
「孤独を生ききる」
など。
なんかラインナップ暗いなあ。
田辺聖子先生の本は
先日記事にしたばかりですが、
上に書き連ねた作品は、
明治以降の女の一代記みたいな
作品が多い気がする。
1冊の本にするボリュームがあるものを
「○○文庫の100冊」みたいな
出版社が無料で出したガイド本みたいなのを頼りに選び、
一人の先生が気に入ると
わりと固めて読んでいたような気がします。
映像化されているものも多く、
その都度話題になりましたよね。
あと、抜けている先生の本、
…女流に限っても、
次々出てきそう。
ともあれ、
御冥福をお祈りいたします。
わが青春とともにあった作品ばかりです。
