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ザッツ・エンタテインメント(1974・米)中、
若き日のジュディ・ガーランドが
クラーク・ゲーブル大ファンの女の子に扮し、
恋心を切々と歌い上げる名場面があります。
この歌をイメージし、読んでいただければと。
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曹操さま、このようなお手紙を書くことを、
どうかお許しくださいませ。
思えば、初めてあなた様を知ったのは、
NHK人形劇「三国志」。
あの日から、ずーっと一途に、お慕い申し上げています。
私にもいちおう、今までの人生のなか、
それなりにさまざまな男性が現れては、消えていきました。
しかし、言い切ってしまいます。
曹操さまほど、私の心を捕えた男性は、おりません。
私も、結婚はしたのですが。
夫は駄洒落ばっかり言ってるんです。
( http://ameblo.jp/materialstyle/entry-11839695108.html
↑ 御参照ください<(_ _)>)
不倫にはなってしまうのですが、
夫はおそらく気にしないでしょうから、
続けさせていただきます。
学生時代、つまんない授業中、机の下に広げて読んだ
吉川英治先生「三国志」。
「かつて予言者は君は乱世の奸雄だと言った。
俺は満足して興った。
よろしい、天よ 百難を我に与えよ。
奸雄たらずとも必ず天下の一雄になってみせる。」
この言葉に、どれほど胸震わせたことでしょう。
どこが好きなのかって、恋に理由などありましょうか。
何もかもがいいんです。
でもそれではお話にならない。
まずはお人となりのスケールの大きさ。
好奇心が強く、集中力がすごい。
「軍を指揮すること、三十余年、手から書物を離すことなく、
昼は軍事の戦略を考え、夜は経書やその注釈に思いをこらす。
高い所に昇れば必ず詩を作り、
新しい詩は管弦に乗り、すべてがメロディに合う歌詞となった。」
軍事家・政治家・詩人、どこを取っても超一流。
「操は贅閹(ぜいえん)の遺醜(いしゅう)にして、本(もと)より遺徳なし」
とこき下ろした檄文家を捕え、件の檄文を読み上げさせる。
「なにも先祖まで引き合いに出さなくてもいいではないか。」
テクノクラートである檄文家は悪びれずに切り返した。
「矢の弦上に在れば発せざるを得ず。」
プロの文章家のこの言葉に感銘を受け、
才を愛して咎めず、わが懐に迎え入れた。
このエピソードも、
大好きなんです。
かの李白に
「蓬莱の文章 建安の骨」と称された。
長文がずらずらと続く文学の時代に、
音楽に乗せて歌う、詩の形式に注目された。
この流れは、以後1,000年以上も続くのです。
時代感覚の鋭さ。
人間の命は限りあり、この世は、はかないものだ。
曹操さまは、こうは思われなかった。
そんなはず、あるものか。
人間が決める。すべては、人間が決めるのだ。
古代、このお考えが、どれほど斬新であったことか。
恋は醒めるものです。
でも私、曹操さまを知れば知るほど、
お慕いする気持ちが高まるばかりです。。。。。
ということで、
明日は曹操さまの詩を御紹介しますね☆彡
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【めるめるPariの旅 2014.11.3~9】⑦
(フルコースは食べきれないのでアラカルトで。
みんな美味しかった!グラスワインつけてお勘定は133ユーロ。
Le Relais Louis XIII (★★)
8,rue des Grands-Augustins, 75006 Paris)
