品川遊郭、「相模屋」。
2番人気はおそめちゃん。(左幸子さん)
一番人気はこはるちゃんに持ってかれちゃうし、
お金ない。
お客にせっせと手紙を書くのですが、
手ごたえがない。
(集客対策ブログを読ませてあげたい…byめるめる)
えーい、もう、死んじゃお!
でも一人っていうのもなんだし、
そうだ、心中しちゃお!
で、誰と。で目を付けたのが、
貸本屋の金ちゃん。
小沢昭一さんです。
この名優さんが出てくるからには。
路線は大方予想がつきそうなもの。
無理やり心中を承知させ、白装束に着替え、
カミソリを出すと騒ぎ出す。
仕方がないので桟橋に引っ張っていき、
一緒に飛びこもうとしても及び腰。
これまた仕方がないので
海に突き落とし、
さあ、後を追おう、とまさにその時。
「おそめちゃ~ん。お金、できたよ。」
と金貸し婆さんの声が。
あらま。
「成仏してね。」と海に手を合わせ、
おそめちゃんは店に戻って行ってしまった。
金ちゃんはカンカン。
(突き落とした海は浅瀬だった)
後日。
「金ちゃん来てるよ。」
死んだはずなのに、と思いつつお座敷へ。
二言三言言葉を交わし
ちと席をはずし、戻ってみれば。
金ちゃんの姿はなく。あるのは位牌だけ。
その時。相模屋の表玄関に棺桶が到着。
中には。ざんばら髪の。白目を剥いた。金ちゃんが。
玄関騒然。
そこへ居残り佐平治こと、いのさん(後述)が、
鉄瓶をもって「ごめんよっ」と登場。
死体に熱湯を回しかけると
「あつッ、あつッ!」
死んだはずの金ちゃんは
棺桶担ぎの男どもとともに退散しました。とさ。
以上、「品川心中」でした。
落語のサゲは映画とはまた別です。
続きは、明日。

