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先月は海の向こうの美しい女性を見ていただいたので、

では今日は極めつけの息を呑む東洋の宝石、

わが日本の美女をみていただこうかと。


「築地明石町」 鏑木清方 昭和2年。


束髪、という明治時代の髪型なので、

明治美人と伺い知ることができます。

左上、汚れているのではなく、

異国情緒あふれるお船が書いてあるのだとか。

右下の花は朝顔だから、季節は夏。


お嬢さんならもっと華やかなお着物でしょうから、

この女性は、人妻。

昔は結婚、早かったから、

年のころ24~5くらい?27~28くらい?


芸者さんならもっとあだっぽく描くでしょう。

この凄艶な気品は、まさしく貴婦人。


個人蔵の絵だそうで、

展覧会にもまず出ない。

聞くところによると、

所在不明とも言われています。

今、いったいどこで

どんな方に愛でられているのでしょう。


港町の夏の朝、

わずかに体を傾け、

物憂げに視線を遠くに向ける

美しすぎる女性。


じっくりご覧くださいませ^^



 (ちなみに誰にも聞かれていませんが、

  私のPCの壁紙はこの方です。

  毎日朝夕見とれ、

  見飽きるどころか

  いよいよますます美しい*:..。o○☆゚・:,。*:..。o○☆)