物理って面白いですよ | momotetsuのブログ

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最近よく物理が嫌いという声を耳にします。彼らの多くが高校時代の物理につまづいてしまったようです。分けの分からない数式を二度と見たくないという方もいらっしゃるかもしれません。しかし、物理だけでなく自然科学全般の学問は最初がとっつきにくいだけで、実は主張されている事実は実に簡潔・明解なものばかりです。今から、物理という学問の一部を紹介します。


まず、物理は「力学」という分野が中心となります。ご存じの方も多いかと思いますが、ma=fですべてを考察することができます。落下・衝突・摩擦・投射など身近なテーマを扱うことができます。無限にあるように思われる公式もすべてこの運動方程式から導くことができるのです。たとえば、エネルギー保存則・運動量保存則も単純な積分により導出できます。いってしまえば、力学の世界で我々が疑うことなく受け入れなければならないのは、運動方程式とSchrodinger方程式だけです。Schrodingerは大学等で量子力学を学ぶ際に登場します。ミクロの世界を扱う際、どうしても運動方程式をはじめとする従来の古典物理学を適用すると矛盾が生じてしまうのです。


物理を学習する際のステップは「運動の三法則」の理解→力の書き込み→保存則の適用で最低限何とかなります。単振動や円運動もこれらを土台といて学習していけばよいでしょう。なお、微積分が使える人はかなり有利かと思います。微分方程式などの知識があれば、瞬時に振動の一般会解を求めることができます。あと、外積やスカラー・ベクトル場に関する理解も大いに役立ちます。


それでは、皆さん「物理って面白いな!」って感じられるように頑張りましょう。ある程度理解が進んでから初めて楽しさが実感できると思います。