2024年2月。

ソウル発券した

シンガポール旅の最終区間チケットで

真冬のソウルに出かけました。

 

 
ポシャギという韓国の包み布と
美しい刺繍が施された生活小物などが展示されている
ソウル工芸博物館の別館。
ちまちま好きのワタシにはたまらない空間でした。
 

 

 

 

屏風画のようなこの展示も…

 

 

 

 

もちろん刺繍です。

 

 

 

 

淡い色合いで刺繍された植物画。

 

 

 

 

ポシャギ(包み布)や小物入れ、

ノリゲ(チマチョゴリの胸から垂らす飾り)など

装飾小物に施された刺繍は

細やかながらどこかホッとするような

素朴さも持ち合わせています。

 

 

 

 

これは冊子の表紙。

ベースの色も刺繍の色使いも

好みど真ん中です!

 

 

 

 

これは武士の肘あて。

 

 

 

 

こんな風に使うようです。

 

 

 

 

全面に刺繍が施された豪華な衣装。

 

 

 

 

美を表現する芸術的手法のひとつとして

生活の中のあらゆるものに施されたという韓国の刺繍文化。

それだけに刺繍を見れば

持ち主の位がわかるというほど

生活になじんだものだったようです。

 

 

 

 

 

 

末永い健康と幸せを願い

おめでたいモチーフの刺繍が施された

子ども用の衣装や靴、小物など。

 

 

 

 

 

 

幽玄な雰囲気がただよう龍。

 

 

 

 

刺繍が施された生活用品。

 

 

 

 

これ、裁縫用具の指ぬきなんですが

ひとつひとつがホント、かわいい!

 

 

 

 

中世ヨーロッパのタペストリーや

絨毯かと思えるほど重厚な刺繍。

英語と韓国語の簡単な説明書きしかないので

それぞれがどういう役割を果たしていたのか

よくわからなかったのが残念でしたが

一つ一つの作品をじっくり楽しむだけでも

十分意義がある時間でした。