今年の4本目。

アカデミー賞作品賞ほか

6部門にノミネーションされている作品。

 

 

第2次世界大戦中のドイツ。

アドルフ・ヒトラーを空想の友達にもつ

10歳の少年ジョジョ。

臆病だけどヒトラーに励まされながら

立派な兵士を目指して日々奮闘中。

そんなある日、ジョジョは家の中で

とんでもない発見をしてしまう…

 

 

なるほど。この時代のドイツで

ヒトラーってアイドルみたいな存在だったんだ。

人々が熱狂し、崇拝するヒトラーに

なんとか近づきたいと願う子どもたち。

純粋だからこそ無邪気で残酷。

それでも、現実と向き合ったとき

その矛盾に気づいて目を開かされる。

そうやって大人に近づいていくのです。

 

 

俳優陣がすごく素敵です。

今回のアカデミー賞で

主演&助演女優賞のダブルノミネートを果たした

スカーレット・ヨハンソン!

美しく強く愛に溢れるお母さん役がピッタリ。 

そして一昨年のアカデミー賞助演男優賞を受賞した

サム・ロックウェル!

ナチスの飲んだくれ大尉役で

相変わらずひと癖もふた癖もある役どころ。

赤いマントを翻しながら連合軍に

嬉々として挑んでいく姿がなんとも変人チック!

でも、最後のシーンでは

しっかり感動させてくれました!

 

 

監督は「マイティーソー バトルロイヤル」も手掛けた

タイカ・ワイティティ。

なんと、ヒトラー役を演じているのも彼。

多才な人なんですね。

 

 

コミカルだけどナチスを扱ってるからシニカル。

そのバランスが絶妙な作品でした。