毎年恒例のヨーロッパ旅。
今年は暑さを避けるため10月に設定しました。
ガッラ・プラチディア霊廟で色鮮やかなモザイクを堪能した後は
同じ敷地内にあるサン・ヴィターレ聖堂に移動しました。
ちなみに今回ワタシが回ったルートはこんなカンジ。
①から②に移動です。
このサン・ヴィターレ聖堂は
コンスタンチノープル(現在のイスタンブール)の旅から帰国した
エクレシウス大司教の下で
526年に建設が始められ548年に完成しました。
完成時、ラヴェンナは
ビザンチン(東ローマ帝国)の支配下にあったため
聖堂内部の装飾はビザンチン文化の粋を集めた
美しいモザイクで埋め尽くされることになったのです。
…という説明をガイド本で読んでいたワタシ。
一面に広がるモザイク画を期待していたので
ちょっと拍子抜け(苦笑)
もちろん十分に重厚でクラシカルな美しさですが。
そして、入場していた人たちと同じ方向に目を向けると…
どこをどう撮ればいいのかわからない(苦笑)
後陣の全面が緻密なモザイク画で埋め尽くされていました。
中心には救世主イエス。
右端に聖堂の建設を計画したイクレシウス大司教、
左端はこの聖堂の名の由来にもなっている聖ヴィターレ。
後陣左側のアーチに描かれているのは
アブラハムの物語の一節だそうです。
信仰の父と呼ばれている人物の物語なので
とても重要な場面なのでしょうね。
イタリア半島からゴート族を追い出し
ビザンチン文化の繁栄をもたらした
皇帝ユスティニアヌス。
っていうか市村正親(笑)
こちらは皇妃テオドラ。
踊り子から皇妃に上り詰め
貧しい生い立ち故にたくましく
国の政策についても
ユスティニアヌス帝に助言を続け
夫を助けたと言われる女性です。
バツイチで踊り子だった彼女と結婚するために
皇帝に法律まで変えさせた女性だけあって
きらびやかで華やかです。
このあたりはため息つくんだけど…
その他大勢は案外雑(笑)
それでもこの緻密できらびやかな空間にすっかり魅せられて
しばらく動くことができませんでした。
そしてこの聖堂のすばらしさは足下にも。
サン・ヴィターレ聖堂は
「ラヴェンナの初期キリスト教建築物群」として
1996年に世界遺産に登録されました。


















