毎年恒例のヨーロッパ旅。
今年は暑さを避けるため10月に設定しました。
アドリア海に面したラヴェンナは、
5世紀には西ローマ帝国の首都、
その後8世紀まではビザンティン帝国西領域の首都となり、
初期キリスト教モザイク画の傑作の数々が
1500年経った今も色鮮やかに残っています。
サン・ヴィターレ教会、ガラ・プラチディア廟等8つの建物は、5〜6世紀建造で素朴な外観ながら、
内部を飾るモザイク画は色のシンフォニーともいえる鮮やかさ。
ギリシャ・ローマ様式とキリスト教的図像、東方と西洋風が見事に融合し、
芸術的技術の高さもみてとれます。
(イタリア政府観光局HPより)
ラヴェンナ近郊にあるクラッセ。
この街にあるサンタポリナーレ・イン・クラッセ聖堂も
世界遺産に指定されています。
このサンタポリナーレ・イン・クラッセ聖堂は
547年にラヴェンナの司教マクシミアヌスによって
初期キリスト教の三廊式のバシリカ式聖堂として建設されました。
身廊と側廊は12本の列柱によって仕切られていて
その上には半円アーチが連なります。
聖堂全体の幅は約30m、奥行きは約55m。
広々としたこの空間に足を踏み入れた途端
不思議と気分が和みます。
聖人たちのフレスコ画の周りには
牛や椰子の木、鳥、葡萄など自然モチーフが配置されています。
そしてこの聖堂最大の見どころはアプス。
このモザイクは「キリストの変容」の場面を表しているそうです。
中央で腕を広げているのがキリストかと思いきや…
キリストは十字架の真ん中に小さく出現(笑)
3人の弟子を連れタボール山に登ったキリストが
預言者と語り合ったという奇跡の場面です。
十字架を見上げている両脇の3匹の羊が
ペテロ、ヨハネ、ヤコブだと言われています。
そして十字架上部には天からの手。
ワタシは初めて見たのですが
人々の手をつかむために天から差し出された
神の手という意味合いなのかな。
半ドーム部分が建設直後に造られたモザイク。
ということは1500年ちかく前に造られた部分ですよ。
驚愕の美しさ!!!
その他の部分に関しては9世紀~12世紀作。
それでも1000年近く前のものなのですよね。
牧歌的で優しい色合いのモザイクが印象的な
サンタポリナーレ・イン・クラッセ聖堂は
1996年に「ラヴェンナの初期キリスト教建築物群」として
世界遺産に登録されました。
















