人生初の赤道越えを体験したわずか2か月後。
今年2度目の南半球に出かけました。

インターコンチネンタルシドニーから
世界遺産のオペラハウスまでは徒歩で10分くらい。

シドニーのシンボルとして世界的にも知られている建築物ということで
フォトスポットとしても人気が高いようです。

ロウアーフロア(日本の1階)へエスカレーターで下りると
ツアーデスクがあります。
日本語ツアーがあると聞いてダメモトで問い合わせると
タイミングよく空きがありました。

日本語ツアーはひとり30AUD(約2340円)と
ちょっとお高めです。
でも、ホール内部を見るためには
ツアーかコンサートに参加するしかないのです。

この3と記載された柱の前で集合。
この時の参加者は7人。
のんびりと館内を回ります。

オペラハウス完成後に設置されたというエレベーター。
出来上がった建物に追加した形なので
屋根がない簡易タイプなんだそうです。

エレベーターを降りるとツアー参加者専用のゲートを抜け
ホールのロビーに進みます。
そこで5分ほどの簡単な説明ビデオを鑑賞。
古くはアボリジニが住んでいたという半島の先端に立つオペラハウスは
1959年に建設が始まったものの数々の困難に見舞われ
14年後の1973年にようやく完成しました。
オペラハウス建築に先立ち行われた世界的コンペで選ばれたのは
デンマーク出身の建築家ヨーン・ウッツォン。
独創的なデザインが選考委員を魅了したものの
具体的な設計計画がなされておらず
当初の想定予算700万ドルを大幅に上回る
1億200万ドルものコストがかかってしまったのだとか。
それだけではなく
複雑な工程での工期の遅れなどで政府責任者と軋轢が生じ
ウッツォンは外壁だけの完成で仕事を放棄しデンマークへ帰国。
内部工事は新たなチームで作られることになったのです。
そのためオペラハウスは
外壁の器の中に建物があるというような不思議な構造に。
ここまでの説明ビデオを見た後
実際に2700席近い収容人数を擁する
コンサートホールへ向かいます。


ロビーから長い階段を上がってホールへ向かいます。

ホールロビーからはシドニー湾の風景が楽しめます。


木材を組み立てた美しいフォルムと
ガラスを支える無骨な鉄筋。
不思議と違和感はまったくなく
すべてが一体化している空間なのです。
そしてコンサートホールの中はさらに美しい!
1万本ものパイプをつかったパイプオルガンや
音響を考えて組まれたという木製の壁など
ホールに足を踏み入れた途端ため息が漏れます。
…のですが、残念ながら撮影禁止。
なのでしっかりとまぶたに焼き付けてきました。

外壁を覆うスウェーデン製の約105万6000枚のタイルは
雨で自然に汚れが洗い流される工夫がされていて
常に美しく輝いているそうです。
20世紀を代表する建築物として2007年
ユネスコの世界遺産に登録されました。