今年の3本目。
久々に凄まじい作品に出会いました。


17世紀江戸時代初期の長崎。
宣教師の目を通して
キリスト教弾圧が語られます。
信念を貫き信仰を守り抜くための犠牲に目を瞑るのか。
それとも信者たちを救うために信仰を棄てるのか…。


「救いを求める信者と沈黙する神」
ワタシが今回、この作品に惹かれたのは
このテーマでした。
世界中で今も起こり続けている宗教間の諍い。
それにも通じるテーマだからです。
そのテーマをクリスチャンの遠藤周作が描き
同じくクリスチャンのマーティン・スコセッシが作り上げました。


一心に祈る信者たちに
神からの救いの手が差しのべられることはありません。
ただただ虚しいほどの苦悩が全編を通して描かれます。
最後に宣教師が導いた答えは何なのか。
神の沈黙の真意も語られることになるのです。


以前から疑問だったのは
お隣の国韓国で
あれだけキリスト教が根づいていることです。
日本も鎖国や弾圧がなければ
キリスト教は広がっていたのか。
その事についても触れられていて
個人的には色々と衝撃の大きい作品でした。


深すぎてうまく伝えられないのが残念!
興味のある方はぜひ!