ここ数年、恒例になっている
ベストシーズンのヨーロッパ旅行を楽しんできました。
今年の旅の目的は「世界遺産を楽しむ」。
ひとつでも多くの世界遺産に出会う旅です。

 
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今回の旅4つ目の世界遺産サン・パウ病院。
1900年代初頭。
バルセロナ市内の6つの病院を統合し
「病に伏した患者やその家族の心をも癒す」という
それまでになかったコンセプトを掲げ
建築が始まったこのサン・パウ病院。
1930年に完成し、2009年まで診療が行われていました。
その後、老朽化のため病院は移転しましたが
モデルニスモの粋を集めた美しい建物は
1997年に世界遺産に登録され
現在、修復作業が行われながら一部が公開されています。
 

広大な敷地に整然と配置された病棟は
天候に関係なく患者や関係者が移動できるように
地下回廊でつながっています。

 
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患者や家族を癒すというコンセプトなので
タイルひとつひとつまで病院らしさを感じさせない
かわいらしいディテールに溢れています。

 
 
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サン・パウ病院を手掛けたモンタネールは
ガウディとともにモデルニスモ建築をけん引した建築家。
「花の建築家」という別名通り
華やかで繊細な美しい造作で埋め尽くされている空間です。

 
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そしてサン・パウ病院のもうひとつの特徴が
キリスト教建築とイスラム教建築が融合したこのムデハル様式。
レンガ造りの建物に
陶器やタイルなどで装飾された
ドーム型の建物が整然と並んでいる風情は
高級住宅街を見ているようです。

 
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現在、修復作業が行われていて
修復中の棟には入ることが出来ませんが…

 
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広々と明るい手術室を擁する手術棟や…

 
 


内部のタイル装飾が美しい病棟などは
見学することが出来ます。
公開部分だけでも十分楽しめる美しさ。

 
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天井、壁、柱にいたるまで
あらゆるところがモザイクタイルや
ステンドグラスなど
細やかな造形美で彩られています。

 
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患者が明るい日差しを浴びて
心静かに過ごせるようにと
敷地の中心に据えられた中庭。

 
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気持ちのいい風を感じながら一休み。

 
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そしてこの管理棟がまた美しかったのです。

 
 
 
 
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患者や家族たちのために
コンサートが開かれることもあったという
管理棟2階のホール。

 


そのホール前のロビーからは
サグラダ・ファミリアを望むことが出来ます。

 


ガウディを大学で教えたこともあるというモンタネール。
ふたりの足跡をたどることが出来た時間でした。

 
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TBSの「世界遺産」で偶然目にして
今回の旅の予定に組み込んだサン・パウ病院。
ゆったりと素晴らしい時間を過ごすことが出来ました。