ここ数年、恒例になっている
ベストシーズンのヨーロッパ旅行を楽しんできました。今年の旅の目的は「世界遺産を楽しむ」。
ひとつでも多くの世界遺産に出会う旅です。
アルビの司教都市のメインとなるのは
このサント=セシル大聖堂です。
要塞を思わせる外観のこの大聖堂は
13世紀から16世紀にかけて作られました。
教会とは思えない外観ですが
入口のアーチには
燃え上がる炎を思わせるフランボワイヤン様式が用いられ
外観とのギャップがハンパないです。
そして内部も外観からは想像できないくらい豪華。
パイプオルガン下部を飾るのは「最後の審判」です。
天国か地獄か。
最期の日に神によって裁かれる「最後の審判」
このモチーフは色々な宗教画で目にします。
中心部に審判を行うキリストが描かれるのが通常ですが
ここではその姿を見ることができません。
15世紀にフランドル派の画家たちによって描かれた
この「最後の審判」は
当初、キリストの姿が描かれていた可能性がありますが
(それに触れる文献が見つかりません)
17世紀にパイプオルガンを設置するため
中央部分が削除され
キリスト不在の「最後の審判」となっています。
ワタシが見学した時には
奥の間に飾られたキリスト(十字架)を中心に
構成されているように見えて
興味深い配置だなーと感心していました。
単なる偶然だと思うのですが
こんな構成もなかなか面白いですよね。
















