11年もムカシのコトを


馬鹿みたいに

記憶なんて 途切れ途切れで むしろ 覚えていない時間の方が 殆どなのに

そこだけ大事な 自分だけの映画のワンシーンのような
回想シーン だけが とても鮮明



私の手をとって 自分の頬に 当て
「好き?」

と訊いた
その表情が とても艶やかで

私は夢中で心から 笑って「好き」だと 応えた ハズ 多分


16歳の私は 経験するコト 抱く感情 なにもかも 全てが初めてのコトだった から


溺れた


あとにも先にも 嘘ではない 恋慕のすきは
この時代のワタシが言えただけ




恥ずかしくて 誰にもいえやしない

今でも こんな 感情を 思い出して ほんの少しだけ 焦がれる事 痛む事 哀れむ事



ワタシだけが知っていて 墓場まで持っていくしか 使い道がない恋慕哀憐






ワタシね 早く死にたいんだ



よくわからないから 意味が わからない


だから 一緒に死んでよ(笑) なんて.