羊毛(フリース)の茜染め | マテリアル・ノート

羊毛(フリース)の茜染め







先日洗った羊毛を天然染料で染めてみました。

茜の名前は赤い根っこをもつ「赤根」が由来。染めにはその根っこの部分を使います。植物の生命力を分けていただく、そんなイメージの強い染材やなぁと思います。

あんまり本格的じゃなく、5~6リットルのパスタ鍋でキッチンで染めてはいますが、羊毛染めの本と益久染織研究所の教えを元に染めているので堅牢度はバッチリ!のはず。。。


材料
フリース(ポロワス)70g
西洋茜21g
みょうばん2g
酒石英7g

1 1.8リットルのお湯に茜を入れ、20分熱煎→布でこす。×3回煮出して染液完成。

2 1で煮だした染液にお湯で溶かしたみょうばん、酒石英を加え、せっけんで精錬しておいたフリースを入れ、1時間かけて90℃まで温度を上げる。(浸染)

3 火を止めて2時間以上放置(1晩が理想)

4 フリースを取り出してお湯で色が出なくなるまで押し洗いする。
(摩擦が起きないようにそっと洗う)

5 天日干し

色と向き合う
染色を習いに行っていた益久染織研究所ではじめて茜染めをしたとき、はじめてちゃんと色に触れる体験をしたような気がします。
水彩やアクリルなどのガッシュでも、普段使っているイラストレーターのカラーパレットでも、「色を作る」のには変わりはないけど、なんかその大元に触れたような感触というか…。「茜色の空」のような自分の中でかなり抽象的だった色を実際に自分で作ってみたときにはじめてちゃんと色と向き合ったような気がしたんですよね。