どうぞよろしくお願いいたします　🙇‍♂️

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成田空港に到着しても、海外からの渡航者は公共交通機関を使用できません。つまりバスもタクシーも乗ることができない。

池袋に予約したホテルまでの足は、ニューヨークから予約したリムジンサービスです。

両替も、ルーターピックアップも普通に人と接触しているにもかかわらず、おかしな話ではあるのですが、３６０００円払ってリムジンに乗ります。神経質なくらい消毒されたリムジンで都内に向かいました。

到着して、運転手さんにお金を払い、お礼を言って、ホテルに入ります。あまりにも疲れ、寝ぼけていたのか、リムジンのトランクにスーツケースをそのまま忘れてホテルに入りました。

ロビーでチェックインしていると、「お客さん、荷物！」とさきほどの僕より若い運転手さんが、２週間分の荷物が入ったスーツケースを引きづりながら、運んできてくれました。汗だくで。

あ！ごめん！、、、

そういえば、さっきから後方あたりで「おきゃくさーん」という声が聞こえ続けていたような気がしなくもないけれど、こっちに向かって言ってたのね。

ホテル玄関に面した駐車場に向かう斜めになったスロープを、重い荷物を引きづりながら運んでくださった運転手さんには感謝です。

海外から来た客がスーツケースを置いたまま立ち去って、何度呼んでも振り向かないなんて、彼は怖かっただろうな、このご時世。まさか、手荷物のバッグならともなく、スーツケースを忘れるなんて、ありえない。故意と思われたかもしれない。汗だくの彼に、謝罪しました。

部屋にチェックインして、ニューヨークに電話します。

かつて日本出張の際、NYの自宅に電話するなんて、考えたことするありませんでした。子供ができるまでは。

それまでは、日本出張が大好きで大好きで、来たら、もうニューヨークみたいなところになんて帰ってやるか！とすら思っていました。子供ができるまでは。

今は、ライン電話に映る、ハロウイン仮装をしている５歳児の双子を見るたび、

場所なんてどこでもいいな、と思うようになりました。

ニューヨークだろうが、東京だろうが、タンザイニアだろうが、パプアニューギニアだろうが。

パパの人生は、おまえたちのものだ。

次号へ続きますー。

どうぞよろしくお願いいたします　🙇‍♂️

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極秘来日その一部始終４