Anzi:自動販売機を学ぶ | 摩天楼オペラ オフィシャルブログby Ameba

Anzi:自動販売機を学ぶ

自販機で“あったか~い”の缶コーヒーを買い“つめた~い”手を温めながら仕事に向かうのが俺の冬場の恒例だ。



【自動販売機】

■微糖

今日はこれにしよう。



商品を選択しPASMOをタッチしようとしたまさにその瞬間、俺は気が付いたよ。

こいつが“つめた~い”の商品であることにね。



フッ…危ないところだったぜ…ギリギリセーフだ。

ところで選択キャンセルってどうすれば出来るんだろう?待っていれば勝手にキャンセルされるのかな…

ピピピピッ!ピピピピッ!

ん!?何だこの音は!!?

まさか今のでPASMOに反応してしまったのか!?
これは“もう一度ちゃんとタッチして下さい”的な自販機のメッセージに違いない…わなわな…

ピピピピッ!ピピピピッ!

キャンセルの仕方が分からない俺。

ピピピピッ!ピピピピッ!

どうしよう…俺“つめた~い”買いたくないよ。

ピピピピッ!ピピピピッ!

チラチラ周囲の人々に見られる俺。

ピピピピッ!ピピピピッ!

どうしよう…俺“つめた~い”買いたくないよ。でも、今もの凄く恥ずかしいよ。

ピピピピッ!ピピピピッ!

…ピッ!!



「黙れ!」と心の中で叫び、俺は泣く泣くPASMOをタッチした。

ガシャン…

スッ… ■微糖



つめた~い。



後で調べたんだけど、どうやらお釣りを出すレバーでキャンセル出来るらしい。



Anzi