Anzi:王者を語る | 摩天楼オペラ オフィシャルブログby Ameba

Anzi:王者を語る

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渋谷公会堂でYngwie J.Malmsteenのライブを見て以来すっかり彼にお熱です。

という訳でイングヴェイファンの俺が選ぶYngwie J.Malmsteenのアルバム ベスト3を記事にしてみた。
俺のルーツに興味があるファンには是非この3枚を聴いて欲しい。



1位 Alchemy(1999年作品)
先日のブログで書いた様に、このアルバムがイングヴェイとの出逢いというのも1位に選んだ理由の一つかも知れないが、彼のオリジナル・アルバムを全て聴き込んでいる今でも『Alchemy』ほど“ネオクラシカル”という言葉が似合う作品はないと思っている。楽曲の展開美と鬼気迫るギタープレイ、そしてそれらに負けず劣らずなマーク・ボールズの歌声…とにかく“凄まじい”の一言です。

M1“Blitzkrieg”M2“Leonardo”の流れは鳥肌無しでは聴けない。まさに神憑り的なオーラを纏っている究極のネオクラシカルギターアルバム。



2位 Marching Out(1985年作品)
『Alchemy』が最も鬼気迫るギターアルバムならば『Marching Out』は最も流麗で構築されたギターアルバムと言える。イングヴェイが交通事故によって手に後遺症を抱えた話は有名だが、このアルバムで聴けるギタープレイは事故を起こす以前のものであり極めて正確無比。今では即興演奏がトレードマークのイングヴェイもこの頃は相当に作り込んだギターを弾いている印象で、俺がフレージングを考える上で最も影響を受けた作品かも知れない。

M5“I Am a Viking”はESP学生時代に高井寿さんに協力してもらって完コピを目指した曲でコンテストで演奏した思い出があるよ。



3位 Odyssey(1988年作品)
交通事故の後遺症により本来の力が発揮できていないとされるアルバムで“らしくない”と評されることもある作品だが、楽曲の良さだけで言えば最高傑作じゃないかな。ジョー・リン・ターナーの影響か?このアルバムだけ異様にアメリカナイズされている印象がありとても曲がキャッチー。歌モノのイングヴェイもまた素晴らしい。

M1“Rising Force”は代表曲でありライブのキラーチューン。M3“Heaven Tonight”のMVは俺が初めてイングヴェイを映像で見た曲で「このビデオが俺の人生を変えた」と言っても過言ではない。詳しくはMASSIVE(Vol.16)で語っているよ。



Anzi