ある日、A子はピアスをつけるために耳に穴を開けることにした。

一人で開けるのは怖かったので、友人のB子に頼んで穴を開けて貰うことにした。

A子が電話でお願いすると、B子はなにかためらうように、「え~今から時間つくるの?」「やばいよ~」と嫌がっている様子だったが、しぶしぶA子のお願いを聞くことにした。

「じゃあ、あけるよ」

「はやく、はやく!」
「いいの~?」

「いいってば、はやく!」

「あいたよ~」

「イタッ!!」

「あーもう~!」

「えっなに?」

「白い糸状のものがぁ!」

「なに、糸ってなに?」

「もう伸びちゃってる・・・」

「えっ、嘘っ・・・」

「A子~もうこんなに伸びちゃったんだよ~」

「だから、なに?」
「もう神経切れそうだよ!」

「そっそんなぁ~」


A子は暫くして意識を失った。

A子が目覚めると、側にはB子がいた。

「ずっと、側にいてくれたの?」

A子が言うと、B子は、「ちがうよ、ほらっ」

B子はA子の耳についている何かを引っ張った。

A子の目の前に白い糸状のものがぁ写った。

「ぎゃあぁぁぁ!!」

「何よ、私の神経なの?」

「それは、よくわからないけどぉ!」

「じゃあ、何よー」

「これが伸びたら、お先真っ暗になるよ~」

A子は悲しくなった、今にも失明しそうな自分がそこにいた。

だが、そこにまた、B子の声が聞こえた。
「だってえ、せっかく素麺を食べようと作ったのに、A子が急に呼び出すからさぁ~」

「それ、素麺だよ、だって急に気絶するから、なにかあてがうものが必要じゃない?」

A子の心が急に開放されて、ようやく安心することができた。

そうだ…

A子はB子が素麺を食べるのを邪魔してしまったのだ。

食べ物の怨みは恐いと言うお話でした。

チャンチャン♪