この世の平和のバランスが壊れるとき
予期せぬ災いが起きてしまう。
早寝早起きや勉強のしない子が沢山いると
悪魔の使者が現れたっ!!
はっはっはっは、このアクマインの居るところ
どんなわがままでも、我が力となるのだ!
(おっと、悪いやつが現れたぞぉ!)
遊びが大好きで、お金がほしい青年Aがいた
しかし、学生時代の先輩達に金を求めても
バカにされて断られてばかりいた。
とうとうストレス過剰のわがままパワー全開。
そこに、アクマインが現れた。
「君のわがままを叶えてあげよう」
そう言うとアクマインは光を放った。
すると、わがまま青年はタコの怪人になった。
「よし、この力で先輩達の店をのっとるぞ。
タコの怪人は長い足をさらに伸ばした。
その足は方々の店に絡み付いた。
(ある洋品店にて)
店員A「いらっしゃいませ」
客A「これください」
店員A「はい、5千万円になります」
客A「えー? どうなっているの?」
(あるレストラン)
客B「お会計お願いします」
店員B「はい、合計で200万円です」
客B「えっ? そんなに食べていないよー」
そんなとき、勇敢な若者たちが現れた。
「今こそ街の人々を救うときだ!!」
「どうやら怪人に店を乗っ取られたみたい」
「ようし、変身だ!!」
変身、サイコオレンジャーズ!!
怪人「だれだ君たちは?」
ヒーロー「俺たちはサイコオレンジャーズだ」
怪人「邪魔をするなぁ!!」
(激しい戦いの末にヒーローが勝った)
怪人「アクマイン様、私に力をぉ~」
アクマイン「よし、巨大化ビールスだ」
(タコの怪人はみるみる巨大化した)
怪人「やった、触手アンテナ全開だ!」
再びタコの怪人の足が何店かの店に絡み付いた。
怪人「支配力全開、パワーアップ」
(突然、店員と客の全員が叫び始めた)
「いらっしゃいませ! いらっしゃいませ!」
「本日は神様のご来店をお待ちしています」
(周りにいた街の人々が驚き騒ぎだした)
ヒロイン「ちょっと、盛りすぎじゃない?」
ヒーロー「よし、我々のロボットを呼ぶぜ」
(ヒーロー達が叫ぶと巨大ロボットが現れた)
そして、悪の怪人はヒーロー達に破れた。
アクマイン「またしてもくっ、さらば」
お店の人々は我に返り恥ずかしがった。
街の人々はお店の人々が神を呼んだと思った。
照れ屋のヒーロー達は訳も言わずにに立ち去った。
あれ以来、謎の怪事件は都市伝説になった。
おわり