お母さんのケーキ食べてなぁニコニコ
ひまちゃんと一緒に食べられる頃にはもう少し上手になっていると思うよ指差し飛び出すハート


NIPTは、私は受けたくありませんでした。
受ける必要なんてない。
受ける意味が分からない。
あの後、夫と何度も話合い、結局受けることになりました。
夫は、
・自分達は先に逝く。その後全部息子に負担をかぶせるのか?
・今後日本の世界的競争力は確実に下がる、今と同じ暮らしはできない可能性が高い。そうなった場合、今と同じ福祉は到底期待できない。本当に自分達に育てられるのか?

案ずるより産むが易しの私とは考えが反対で。
今ひまちゃんは確かに私のお腹の中で生きていて、そのひまちゃんを試すようなことをされるのが私はすごく嫌で。
ものすごく嫌なんです。
嫌なんです。

話合いにも紆余曲折があり、いっとき夫は「受けなくていいよ」と言いました。
なぜ?と聞くと、「産むのは嫁だから。」と。
(投げやりな感じでは全く無く、「赤ちゃんはあなたのものだから」的な感じで言った。)

はぁぁぁぁ?
育てるのは二人でしょうが。
出産一瞬、育児一生。
私達はな、一生戦友なんだよ。
分かってんのかよ?
まじで何も分かってねぇな。
だから何度も何度も話してんだよ。
と私がブチ切れ。

そしたら、夫は「産むにしても考える時間が欲しい。準備をする時間も。」と。
本心かどうかは分からない。
分からないけれど、このまま私がNIPTを拒否して、その後の出生前診断で何らかの疾患が分かって、出産を強行したら…
もしかしたら、私達家族は壊れるかもしれない。
そう思いました。

戦友である私達が同じスタート地点に立っていないなら。齟齬が生じて、亀裂が入って、パリンと割れるかもしれない。
私は夫と息子とひまちゃんと、命が尽きるまで家族でいたいから。
そのためにNIPTを受けようと思いました。

どんな結果でも、私は産みたい。
その気持ちは変わりません。
どんな結果でも産むために、私達にはもっと時間が必要なんだと。
だから早めに知っておこうと。

でも、本当は納得できないんです。
夫は私が言わなきゃ何も知らない、何も自分から調べはしない。
なのに、受けろというのか?
そもそも、NIPTだって私が言わなきゃ知らなかった。その程度。
今日、「NIPTで性別分かるんだけど、どうする?」と夫に聞きました。
夫は「それは嫌だな。自然に知りたいな。まだ知りたくない。」と言いました。

はぁ??
何が自然だよ?
疾患は知りたくて性別は知りたくない?
なんだそれ。
とイライラして、今日はひまちゃんにクリスマスプレゼントを買いました。


ミキハウスの マント

 


散々迷って茶色に。
夫は「早くない?」と言ったけど。
早くないわ。何が何でも産むのに、早いとかないわ。
ひまちゃんとこれから一緒に冬を越すねん。絶対に。
ばーか。

でも、夫をなじったって仕方ないから。
NIPTを受けます。
夫は、私と同じ立場でひまちゃんを育てられる、この世界で唯一の人だから。




今日買い物に行ったデパートでお雛様の展示がありました。
あまりの美しさに目を奪われて立ち尽くしました。
あと、値段の高さにも(笑)
だから、きっと。ひまちゃんは女の子なのだと。
お母さんは思っているよ。
男の子でもとってもとっても嬉しいんだ。
女の子でもとってもとっても嬉しいんだ。
早く会いたいね。
けど、一つの身体に入っていられる今の時間も愛おしいんだよ。
来てくれてありがとう。本当にありがとう、
大切にするからね。大丈夫だよ。
大好きだよ。