このブログでは よく床の滑り止めSGS施工 をご紹介してますが、
そもそもSGSって なんやねん? って 興味のある方にのみ聞かれたりします。
この際 興味が無くても 今までの人生の中で一度でも床でツルッと滑って コケたり ヒヤッとされた方は是非 ご覧下さい。
SGSは(スリップ ガード システム)の略です。
なかなか名前を聞いても 「ほーっ」とか「なるほどっ」とかには ならないと思うので すーっと行きます。
まずなんで 僕がこのような仕事をしているかといえば、世の中にはあっちこっちに 滑ってしまう危険な床があらゆるところに存在してるからなんですっ!。
まず最初に なぜ「滑り」が起こるのか? ということから説明しますと、通常、床面と足が密着した状態で歩行すればツルッツルの筈のガラスの上でも滑りにくいものです。
でも、床面と足の間に、水や油分等の別要素が入り込んでしまうと「滑り」が発生してしまいます。
特に浴室やプールサイドと水周り関係の場所では、水垢や温泉成分、体脂肪分等が付着することもあり、さらに滑りやすい状況が作られます。
また、クッション性のある履物が滑りやすいのは、中に入っている空気がすべりの要因になってしまうのです。
そうしたら どのようにしてその滑りを止めるのか? ということになってきます。
SGSによる滑り止めの原理を言いますと、タイルや石材に含まれる軟らかい成分を特殊液剤との化学反応で溶かし、 床材に直接約7マイクロメートルの穴を開けます。(よく「エッ 穴が空いてるの?」っと覗き込まれる方がいますが、 花粉よりもまだまだ小さい穴の為 肉眼では かすかにもどころか到底見ることはできません。)
穴の数は成人男性の片足で一歩踏み込んだ場合、6万から10万個の穴を踏んでいる状態になるほど。
床が濡れると、それら無数の穴の中に水が入り、足底との吸盤力が強まるので、 水の移動が抑えられて滑りにくくなるのです。
下の図のような感じです。ただ穴を開けるといっても 見た目の美観を全く変えることはありません。 それでいてこの吸盤力で 「おっ 滑らない!」 ってなるのです。
足底との吸盤力とは穴に入った水の表面張力効果を利用してできる力のことです。 一つ一つの穴の大きさは小さくても、無数の穴の集合体となれば大きな力となり、 抜群の滑り止め効果を生み出すのです。 滑り止め施工SGSは、滑りの原因である「水分」を逆に活用し、 高い滑り止めの効果を実現してしまう画期的な工法なのです。
長時間効果が持続します
表面に穴を開けているため表面に塗料等を塗った時よりも磨耗に強く、床材に直接空けた穴がなくならない限り滑り止め効果が保たれます。
床材自体の磨耗速度は施工前後で変わらないので、施工後5年以上も効果が持続。 歩行頻度の少ない場所なら、さらに長期間効果が持続されます。
美観はそのまま安全に
よく施工時にタイルや石材に穴を開けると説明しますと、よく床材の強度が落ちたり 見た目が穴ボコになったりするんじゃあないかと心配される方がいらっしゃいます。
でもご安心下さい!!
滑り止め施工SGSによって床材に空ける穴の大きさは約7マイクロメートル。 これは、ほぼ人間の赤血球と同じ大きさで、スギ花粉のおよそ10分の1。
電子顕微鏡でなければ確認できないくらい小さな穴です。そのため、床材に凹凸ができることなく美観や質感を最大限に活かしながら、高い滑り止め効果を得ることができるのです。
正に画期的です。
滑る床でお困りの方は本当に沢山いらっしゃいます。
その「滑り」に対する解決方法として 今の床材を新しいものに 張りかえるのも一つの手かもしれません。
ただ 既存にあるものをこの先も有効に使う事であったり コストや工程の時間や日数を考えたとき
やはりこのSGS施工は 皆さんにぜひお勧めしたい施工方法です。