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4月7日・・・今日の日記

『あなたが世界を変える日』

福島原発で放射能の汚染水の放出が始まりました。
今回の汚染水放出は、新聞によると、東電の要請を受けた経済産業省原子力安全・保安院が、原子力安全委員会の助言を得て、20分で決断したということです。

この汚染水放出に対して、国際社会に懸念は広がっていると報道されています。
一方、外務省は「ただちに問題が生じるとは考えていない」と言っています。

「ただちに」、よく聞く言葉です。
ただちに影響はない。
ただちに影響がなければ、何をやってもいいのでしょうか?
20分というわずかな時間でこんな重大なことを、決めてしまってもいいのでしょうか?


『沈黙の春』を借りようと、図書館で本を探していたら、こんな本を見つけました。
『あなたが世界を変える日-12歳の少女が環境サミットで語った伝説のスピーチ』

薄い本であっという間に読めてしまいますが、とても深いメッセージを含んでいると思います。

以下、スピーチを少し引用します。


オゾン層にあいた穴をどうやってふさぐのか、
あなたは知らないでしょう。

死んだ川にどうやってサケを呼びもどすのか、
あなたは知らないでしょう。

絶滅した動物をどうやって生きかえらせるのか、
あなたは知らないでしょう。

そして、
今や砂漠となってしまって場所に
どうやって森をよみがえらせるのか、
あなたは知らないでしょう。

どうやって直すのか わからないものを、
こわしつづけるのは もうやめてください。

(中略)

学校で、いや、幼稚園でさえ、
あなたたち大人は私たち子どもに、
世の中でどうふるまうかを教えてくれます。

たとえば、

争いをしないこと
話し合いで解決すること
他人を尊重すること
ちらかしたら自分でかたずけること
ほかの生き物をむやみに傷つけないこと
わかちあうこと
そして欲ばらないこと

ならばなぜ、あなたたちは、
私たちにするなということを
しているんですか。

(中略)

おききしますが、
私たち子どもの未来を
真剣に考えたことはありますか。




YouTubeにも映像があります。





あなたが世界を変える日―12歳の少女が環境サミットで語った伝説のスピーチあなたが世界を変える日―12歳の少女が環境サミットで語った伝説のスピーチ
セヴァン カリス=スズキ Severn Cullis‐Suzuki

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kizuna311

雨ニモマケズ・・・

この宮沢賢治の詩が大震災の惨禍に打ちひしがれる人たちへのメッセージとして、国内に、そして海外に広がっている、と朝日新聞に書かれていた。

そして、この「雨ニモマケズ」を朗読している渡辺謙さんの動画があります。

「kizuna311」として、渡辺謙さんが呼びかけ人として、数人の方がいくつかの詩を朗読しています。

kizuna311


中井 貴一「守らずにいられない」




おまえをみつめていると
おまえを守らずにいられない
・・・
こんなにもゆたかなおまえを
愛さずにはいられない



佐藤 浩市「生きる」



生きているということ
いま生きているということ
泣けるということ
笑えるということ
怒れるということ
自由ということ
・・・
人は愛するとういこと
あなたの手のぬくみ
いのちということ

よりよい暮らしよりも

今日の朝日新聞 社説より一部抜粋。


梅棹氏はこうも言う。

 「すべての人間の共通の望みがあるとしたら、『よりよいくらし』ということに違いない」

 しかし際限なく「よりよいくらし」を求めた結果、文明の限界が見えてきた。もはや私たちの世代だけが、豊かで楽しく、を求めるわけにはいかない。

 いま思う。少ない資源を分かち合い、持続可能な形で、地球を子孫に残す共生の道、すなわち「より人間らしいくらし」にこそ希望があるのではないか。

 道は遠いが、はじめよう。



物質的な豊かさや便利さを追求し、生活のレベルは向上し、よりよい暮らしになった。
それ自体はいけないことでも、否定されるものでもないと思う。
やっぱり不便よりは便利なほうがいいと思うから。

ただそれが、好き放題、今さえよければいい、後のことは知らないよ、という思考しかなければ、考えなおさないといけないのでしょう。

そういうつもりはなかったとしても、結果として今のこの世代だけのことしか考えていないような実しか残していないとしたら、考えなおす必要があると思う。

「よりよいくらし」もいいけれど、それよりも「より人間らしいくらし」。
人それぞれにその判断基準は違うと思うけれど、これからも続くであろう子孫たちにとっても生きやすい地球を残していくことは、一つの条件になるのでしょう。

じゃあ、これからどんなことを心掛けていけばいいのだろう。
より人間らしいくらし、言葉で言うのは簡単だけれど、具体的にはどういうくらしなのだろう。

具体的に何ができるわけではないかもしれないけれど、でも、そういう思いを持ち続けていくのならば、自分の中で何かが少しずつ動き出していくのかな。


私たちはこれから生きていくのだ。
そして、次に来る時代を、世界が始まって以来存在したどんな時代よりもすばらしいものにしよう。

(『日々のみことば』F・B・マイアー著より抜粋)

すべては「子どものために」(朝日新聞記事より)

朝日新聞 オピニオン欄「3・11 再起」と題して3人の方のコメントが掲載されていました。
その中の一人、冨山和彦氏の「すべては『子どものために』」より一部抜粋。


 私が直接、政治家や官僚、企業と掛け合って痛感したのは、彼らエリート層の資質の問題です。危機に直面しているのに、決めるべきことが決められない。判断することを避ける。

(中略)

 私たちはこういう「リスクを取れない、判断できない」人たちを長い間、「エリート」として政と官と民のリーダー層に据えてきた。その結果、この国は頭から腐っているんじゃないか。そんな実感があります。
 
 彼らの多くは東大をはじめ一流大学出です。成績優秀、人格温厚、調整力があり、みんなにいい顔をして組織の階段を上がっていった。でもいざ危機に面したら,批判をこわがり,決められない。逃げる。だから物事が進まない。

 決断とは一部に犠牲を強いることです。できない人にリーダーの資格はありません。有事に判断を先送りする人間が,平時に決断できるわけがない。

(中略)

 これからの日本再興で一番大切なことは、すべての政策やプランを「子どもをたちにプラスかマイナスか」で判断することです。「国は何をしてくれるか」ではなく、「あなたは国の未来のために何ができるか」を問うこと。それを国民に問う勇気のあるリーダーを選ぶこと。

 だから町づくりも、さらには国づくりも30代までの若い世代に任せたい。50年後も生きているだろう彼らが、未来を決めるべきです。
 それより上の世代は、子どもたちのためにどれだけ犠牲になれるか、当然と思っている既得権益をどれだけ捨てられるか、が問われる。(中略)すべての政策や復興計画は、子どもたちの未来を軸に考えていく。

(中略)

 会社も国も,破滅的な事態が起きると,隠れていたいろいろな問題がいっぺんに出てくる。これはある意味でチャンスです。日本の未来へのテコにしたい。勝負はこれからです。



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