3月9日は『酢酸の日』
穀物酢や米酢、純玄米黒酢、
リンゴ酢、らっきょう酢などの
食酢・調味酢を製造・販売する
株式会社ミツカングループ本社が
制定した記念日です🗓
日付の由来は
「さ(3)く(9)さん」(酢酸)
と読む語呂合わせから😆
以前、テレビで
ミツカンさん のお話を
見たことがあるのですが
●お酢ビジネスの成功のカギは
廃棄食品からのアイデアだった!?
●実は、江戸時代に握り寿司が発展したのは
ミツカンのお酢が火付け役だった!?
そうなんです💡
🍶造り酒屋に生まれた
ミツカンの初代・中野 又左衛門 は、
酒作りであまった酒粕を
どうにかできないかと考え
酒粕を利用した粕酢造りに
チャレンジした人物で、
江戸時代 文化元年(1804)に
分家独立して創業されました
酒造家が酢を造るなど、当時は
考えられないことだったそうです
なぜなら酒桶に酢酸菌が入ると、
お酒が全部「酢」に
なってしまうからです💦
けれど、又左衛門の
大胆なチャレンジは見事に成功✨
すっかり評判となった粕酢を、
又左衛門は江戸で販売しよう!
と考えたそうです
そのきっかけは、
「江戸では最近『早ずし』
が人気を呼んでいる」
という噂だったそうで
(早ずしとは、ネタと酢飯を握る、
今の握りずしの原型のこと)
噂どおり、早ずしが
江戸の人々に大受けしていること、
そして、使っている酢は
当時まだ高価だった
「米酢」であることを知ります
「米酢を粕酢にすることができたら、
もっと安くておいしい
寿司がつくれるはずだ」と
積極的に江戸への売り込みを開始
すると、たちまち
「粕酢の風味や旨みがすし飯に合う」と、
江戸でも人気のすし屋が
どんどん粕酢を使うようになったそうです
酒粕から作られるお酢=赤酢は
当時の米酢より安いうえ、
うま味とコクを含んでいたので
そのためこぞって使われるように
なったというのが、
江戸前寿司に赤酢のシャリが
定着した理由でした🍣
江戸っ子のハートをつかんだ
握りずしの大ブームとともに、
又左衛門の粕酢は
江戸前寿司に欠かせないものと
なっていったのだそうです
ミツカンのお酢のおかげで
お寿司を手軽にいただけるようになった
と言っても過言ではなさそうですね😉
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