未婚女性が結婚に望む「依存」と「保存」 | 万有縁力別館 見合研究所

未婚女性が結婚に望む「依存」と「保存」

小倉千加子さんという、心理学専攻・医学博士でありフェミニズム研究もされている人の講演からの抜粋に、おもしろいものがありました。
講演自体はちょっと前ですが、内容は今でも十分説得力があります。

(一部引用、全文はコチラ

多くの女性は,仕事を継続したいから結婚しないのではなく,
結婚願望があるにもかかわらず,結婚していない。そして、その理由は「適当な相手がいない」というものでした。
では未婚女性にとっての「適当な相手」とはどのような相手なのでしょう。

大学卒の一般職の女性が結婚相手に望むものは3Cです。
3Cとは第1に「Comfortable」。快適な暮らしができるだけの充分な給料。
子育て中は,自分は働かず育児に専念し,夫の給料でリッチな生活がしたいというのです。
第2に「Communicative」。尊敬できる男性。友達に自慢できるような,
自分と学歴が同等か,それ以上の男性がいい。
第3に「Cooperative」。家事に進んで協力してくれる男性。専業主婦の自分は子育てに専念するから,
夫には家事を半分負担してほしいといいます。経済的にも精神的にも,
そして家事も「依存」。この男性への本質的な「依存」があるから,なかなか結婚できないのです。

一方,大学卒以上の総合職あるいは専門職に就いている女性は,
自分の今の生活状況をそのまま継続できるような結婚=「保存」を望んでいます。


この傾向と、昨日の記事を併せて考えると、仲人としてお手伝いすべきなのはどういう
人か、というお客様像が見えてくる気がします。

この3Cについて考えると、現実的には最初からこれらを完璧に満たす(ように見える)男性はほとんどいないと思われます。
特にコミュニケーティブである点と家事をするという点については、むしろ付き合いを深めていく中で、話し合いの結果としてそうなることです。

すると女性のお客様に対しては、
男性が現在3Cを満たすかどうかを見るのではなく、「満たす可能性」を見極めること、そして必要とあれば根気よく話し合って、「可能性を育てる姿勢」を持つこと
がサポートの基本になりそうです。

男性に関しては、まずはコミュニケーティブであることと、もし家事に抵抗がなければそのことのアピールが重要になるでしょう。

ちなみに個人的には、コミュニケーティブ=尊敬できるというのは限定しすぎで、大事なのはお互い意思の疎通が快適にでき、その上で相手の気持ちを尊重することだと解釈しています。特にプレッシャーを感じる必要はなく自然体で努力できることです。
・・・よね?

いずれにせよ、レディメイドの恋人つまり最初から自分の理想どおりの相手にだけ会いたい、というのは自分の首を絞める考え方です。
はっきり言って、誰にとってもそんな人は現われません。
歩み寄って、自分を主張して、相手を理解して、お互いに尊重しあえる距離を見つける。そうして初めて、理想の相手と理想の関係が手に入るのです。
結婚した後も、歩み寄りって多かれ少なかれ一生続けていくこと。
努力しなくていい相手ではなくて、努力することが苦にならない相手を選ぶという視点に切り替えられると、結婚に近づくと思うのです。
これが恋の醍醐味だって思えば、わくわく感もわいてきますよ☆