At Fillmore East / The Allman Brothers Band
〔Death Day〕Duane Allman
今日はサザン・ロックを代表するオールマン・ブラザーズ・バンドのリードギタリスト、「スカイドッグ」ことデュアン・オールマンの命日です。
デュアンといえばやはりスライドギター。
その奏法もさることながら、自分も彼の影響で薬の空ビンとまではいきませんがガラス製のスライドバーを好んで使用していました。(後にライヴでほうり落としたりするため金属製にしたり、ワンポイント使用のために指輪型のものに変更しましたが…)
また、彼はオールマンズ以前からセッション・ミュージシャンとしても活動(エリック・クラプトンが在籍したデレク・アンド・ドミノスの「いとしのレイラ」が有名ですね)していたため、カントリー風味のあるブルースロックを基調としながらも幅広い音楽に対応でき、ライヴでの即興演奏も非常に高度でした。
71年にリリースされたライヴ・アルバム「フィルモア・イースト・ライヴ」はバンドの代表作ともいえる作品で、ライヴ盤のひとつの金字塔でもあります。
トリプル・ギター、ツイン・ドラムの大所帯バンドならではの迫力あるサウンド、ライヴならではの緊張感ある長尺のインプロヴィゼーションは圧巻です。
なかでも「アトランタの暑い日」などはジャムセッションによる演奏で、彼らの演奏力や音楽性の高さが感じられます。