【今日の一枚】Live and in Living Color / Tower of Power | ラーメン、音楽、銭湯、そして…時々、女

ラーメン、音楽、銭湯、そして…時々、女

音楽が好き。
でも最近は音楽が俺からどんどん離れていく…
一応自称ミュージシャン。
生涯アーティストでい続けたい。
でもギターしか弾けない…。
いや、ギターすら弾けないw
現実の俺は何者?

Live and in Living Color / Tower of Power
〔RIP〕Rocco Prestia

昨日、ファンク/R&B・バンド、タワー・オブ・パワーのベーシスト、フランシス・"ロッコ"・プレスティアの訃報が飛び込んできました。
タワー・オブ・パワーのサウンドはバリトンサックスをフィーチャーした重厚なホーンセクション、タワー・オブ・パワー・ホーンズが特徴ですが、ロッコのベースとデヴィッド・ガリバルディのドラムによる16ビートを駆使したリズムセクションも強力です。
ロッコのプレイ・スタイルは元々はギタリストだった影響からか左手のミュートが特徴的で、パーカッシブなサウンドとリズミカルなファンク・ベースは達人的であり、あのジャコ・パストリアスにも影響を与えたと言われています。
彼は難病による一時的な離脱はあったものの、バンドのほとんどの期間を支えていました。
18年にバンドを離れるまで晩年の作品でも衰えを感じさせない軽快なファンク・サウンドを聴かせてくれていただけに残念です。
ご冥福をお祈りいたします。

合掌。

76年にリリースされたライブ・アルバム「ベスト・ライヴ」はワーナー時代最後の作品で、初期(全盛期)の集大成と言っても過言ではありません。
ロッコとデヴィッド・ガリバルディのリズムセクションが聴ける最後の作品でもあります。
ライブならではの躍動感が強力で、代表曲ともいえるヒット曲「ホワッツ・ヒップ」はもう圧巻です。