62年の今日、ロンドンのクラブ(マーキー・クラブ)に初出演したということで今日は「ローリング・ストーンズ記念日」だそうです。
ローリング・ストーンズはデビュー当初はブルースやロックンロールのカヴァーを演奏していましたが、自分はやっぱりジャガー/リチャーズのオリジナル曲になってからが好きです。
自分が一番好きなアルバムは69年リリースのイギリスで8枚目、アメリカで10枚目となる「レット・イット・ブリード」です。
このアルバムはブライアン・ジョーンズ脱退とミック・テイラー加入の狭間(それぞれ2曲ずつ参加)というストーンズ最初の大きな過渡期に制作されました。
そのためキース・リチャーズが大半のギターを担当し、ブルースやカントリー・ブルースからの影響はもちろん、後のハードロックの元になるような要素さえもある極上のロック・サウンドに仕上がっています。
アルバム全編通して当時の時勢を反映したような荒涼とした詩や雰囲気に包まれているのも特徴的です。