ども うぢまっちゃです(^^)/
元さんになんか呼ばれた気がしますんで
GWに入って暇なんで ちょっと計算してみました
キリっ(`・ω・´)
まず転がりに関して計算は 『力』で考えると
ひじょーに難しいです
なのですが
エネルギー保存則で考えると簡単です
過去にも記事にしたことありますが
まずはこちら
スティンプメータは26cmの高さからボールを平坦なグリーンに転がし
転がった距離の数値(フィート)を得て グリーンの速さの指標とするものです
標準的なグリーンだと9フィートくらいなので26mくら転がります
このことから 傾斜1%で1割 傾斜10%で10割の距離に相当することがわかります
※これは自分独自と思っていましたが
ムック(ライフエキスパート著『ゴルフは科学でうまくなる』p73
『上り下りの距離感』をつかむ裏ワザ の項にも同様の記載ありました
なので 当たらずとも遠からずと思います
傾斜の場合はこの理論を応用するとよいと思います
ここで曲がりが最も大きくなるモデルを以下に決めます
『ボールの転がる際に 位置エネルギー分だけ転がる』
というもので 元さんのモデルと同じと思います
ただし今回はずらす距離ではなく
狙い角αで考えてみました
ここで 元さんは角度計で測定とのことでなので
勾配角%だけではなく 角度degでも計算してみました
計算結果はこちら
ここで勾配%が10%だと、下りで止まらないくらいの勾配なので
二段グリーンの段とか特殊な場所以外は勾配は5%以内
すなわち角度で3deg以内が不通と思います。
まずは勾配%の場合
このグラフから読み取れるのは
かなりきつい傾斜のところでも
狙い角度は60度以上にはならないということです
(狙いすぎないためのトリビア①)
まぁ そんなに狙うことって実際ないので
ご参考まで ( *´艸`)
あと 3%以内のゆるい傾斜なら
狙い角度は勾配%×10 degが最大の狙い角度
(狙いすぎないためのトリビア②)
ということですね
ここがポイントだと思います(`・ω・´)
勾配degの場合ならこちら
なお 勾配のdegと%がごっちゃでわかりにくいですが
換算はこちら
ザックリ角度deg×1.75で勾配%となります
【まとめ】
①強さについて
スティンプが9フィートの標準的なグリーンの場合
単純な上り下りなら 強さは『±勾配%×10割』
※例えば勾配2%の上りなら強さ2割増し
②曲がりについて
曲がりは単純な横からの傾斜の場合
『勾配%×10deg』
※例えば勾配2%の右からの勾配なら
右20degが最大の狙い
→ すなわち実際のねらいはこれ以下
※カップ回りで0.5%の勾配なら
大体±5degぐらいが最大の狙い
→ すなわち実際のねらいはこれ以下
ってところでしょうか
③複合の場合について
実際には複合になるでしょうから
元さんの絵のように仮想カップを決め
仮想カップの位置を
『±勾配%×10割』
の方程式で決めれば オールマイティなような気がします
④角度計deg単位から勾配%単位への換算式
角度deg×1.75 = 勾配%
うーん
我ながら いつもながら 『節』ってるなぁ
(独走しすぎで ついてこれないんだろうなぁ....)
元さんへ
とりいそぎの雑な検討ですが 参考になれば幸いです( *´艸`)
ご質問や異論あればご教示よろしくです
ps エイミング教本楽しみですね
あと 暇があったら 元さんのブログにあった
ゴルフダイジェストの実測データでも検証してみますね
ではまた(^^)/