”勘を科学的に習熟①” パッティングシリーズ① | うぢまっちゃのゴルフ日記

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うぢまっちゃはブログを長く冬眠しておりました((+_+))

もう何年もろくろくブログをさぼっておりました

 

この春から子供たち2人も社会人になり

そろそろ仕事&家庭全振りから 自分の時間も

自分でつくれる大人になりたいなぁと(`・ω・´)

 

また 今年のテーマ『何事も一生懸命&自ら忙しくする』べく

もう一度ゴルフブログ再チャレンジしようと思っていた折

上記のグリーンキーパさんから『距離勘』について

リクエストをいただいていたのを発見!

(グリーンキーパーさんはパット研究のすごい方なのですが

覚えていただいていて 恐縮です)

せっかくなので 思っていることをまとめてみました

 

前振りが長くなりそうなので そろそろ本題に

 

まずパットの距離勘の定義ですが

グリーンにのせて 1~2パットとして

1stパットの距離勘 それも10~20mくらいの距離勘と定義します

(パターマットレベルの3~5mくらい短いパットは

 それほど距離勘は重要でないと思われますので)

 

10~20mくらいのパットで怖いのは大きく距離をはずすことですね

 

どショートや大オーバーすると3パットは不可避となってしまい

確実に1ストロークのミスとなります

 

そこで うぢまっちゃが考え・実践していたのが2つご紹介します

①『距離の1/3~1/4くらいのボールスピードをパターのヘッドスピードとする』

②『傾斜度1%につき距離1割増しルール』

です

 

②については以前に書いていたので

今日は①について説明しますね

 

さてさて大昔ですが 以前パターの重さの影響度の検証の補足で

バターのヘッドスピードと転がり距離を計算していました

(以下は2015年5月30日にアップしていたものの転載)

ごちゃごちゃした表ですが 460gのパターが46のボールに当たると

どのくらいのボールスピードで打ち出されて どのくらい転がるかです

(転がり量はスティンプメータの高さの位置エネルギー換算で算出)

 

この表から要点(ヘッドスピード ボールスピード 転がり距離)を切り出すとこちら

まず 1つ目の理解として

パターのヘッドスピードのおよそ1.8倍がボールスピードになるということですね

 

2つ目はボールスピードの2乗に比例して 転がり距離がのびるということ

グラフにするとこちら

距離が長くなればなるほど 距離を正確に把握することがむつかしいのに加え

ヘッドスピードによる転がり距離もピーキーになるので 長いパットはむつかしいということですね

 

同様なグラフですが 距離に対し ボールスピードがどのように変化していくかがごちら

5mくらいまでは直線的に(なだらかに)ボールスピードが減速し

5m以下になると急速にボールスピードが落ちるイメージとなります

 

ここからが実践法になります

上のイメージをもとに およそ距離の1/3から1/4のボールスピードをイメージします

(実際のグリーン上ではこのあたりでパターヘッドをボールとみたてて素振り)

(例えば歩測が14歩なら4歩ぐらいの位置)

そのパターヘッドの速度で振れば 大ボケしないというのが ミソです

 

以下はその理論になります

上のグラフにパターヘッドの速度を重ねたのがこちらのグラフになります

(0.6275)^2 ÷ (1.1408)^2 ≒ 0.3 となることがわかります

すなわち

理論上でいけばカップからの距離の30%位置のボールスピードが

パターヘッドの速度にほぼ等しいということになります

(これは傾斜なしでグリーン速さがスティンプで8.3ftが前提の計算値ですが)

 

まとめます

修練によって磨き上げられた勘にはかないませんが

うぢまっちゃのように めったにラウンドできない人にとっては

上記をおよその目安とすることで 大オーバーやどショートをなるべく少なくできる

というものです

 

グリーンキーパーさん こんな答えでよかったでしょうか??

たぶん こんな計算をした人はいないんじゃないかと

『マッドサイエンティスト』的には思いますがいかかでしょう( *´艸`)

 

もし意図とちがっていましたら また教えてくださいね

これからもよろしくお願いします<m(__)m>

それでは(^^)/