金曜日の20:00。
某駅。
奇しくもそこは、最初に元彼と出会った場所でした。
予約していた駅ビルのお店でご飯を食べることに。
最初はお互いの近況を話し合いました。
ここ1カ月間は、営業や営業事務が次々にコロナやコロナの濃厚接触者になってしまい、(この頃はまだコロナが5類移行前でした)慢性的な人手不足に陥ってしまったそう。営業事務がやっていた仕事も、残った社員で手分けしてやることになり、ほぼ毎日終電近くまで残業していたとのことでした。
元彼からの連絡が途絶えた1か月間の事情はわかったんですが、まだ腑に落ちません。
私「そっか、大変だったんだね。〇月くらいからさ、なかなか元彼くんと会えなくなっちゃったから、心配だったんだよ。」
元彼「〇月?あ〜、そのへんから残業やばかったから、ずっと家で寝てたりとか、ネトフリ見てた。
俺さ、どうしてもまとまった一人の時間がほしくなるんだよね。今後もそういうことあるかも。だから心配しなくていいから。」
連絡の頻度や会う回数が減っていったのは、彼の多忙によるものだとわかりました。
それ以上の説明はなかったし、こちらも突っ込んで聞かなかったので、本当のところはわかりません。
元彼が自然消滅を狙っていたわけではないことはわかりました。
でも
今後...?
彼と私に今後はあるのだろうか?
友人にも強くすすめられたのですが、私は彼にもう一つ確かめないといけないことがありました。
今日のメインはどっちかっていうとそっちです。
でも元彼の答えはなんとなく想定はしているから、別れる覚悟では来ていました。
ただ、他のお客さんもいて、会話も丸聞こえの中、さすがにご飯食べながらでは話はできずにいたところ、「ところで話って何?」と元彼から切り出してきました。
私「ごめん、ちょっとここだと話しづらいかな。」
というと、
元彼「いいよ、ご飯食べたら移動しよう。」
と言ってくれたので、お会計を終えると駅に隣接する商業施設内の通路?みたいなところまで移動しました。時間は21:00を過ぎていたので、商業施設は既に閉まっていたので通路は常夜灯?のみの灯かりでほぼ真っ暗でしたが、同じことを考える人はいるもので、通路に置いてあるベンチでヒソヒソ話し合っている男女が数組いました。
私たちは開いていたベンチに腰掛けました。
わりとベンチとベンチの間にスペースがあったので、話を切り出すことにしました。
私「ごめんね、忙しいのに、さっき言ってた話なんだけど...私たち、付き合って1年になるじゃん。できたら、私はそろそろ次のステップに行きたいなって思ってたんだよね。」
元彼「次のステップっていうのは...?」
私「前にもちょっと話したかもしれないけど、私は元彼くんと結婚出来たらいいなと思ってて一緒にいた。だから、まぁ同棲とかになるかな。だけど元彼くんは、多分そういうつもりはないないよね。」
元彼「まぁ、そうだね。あまりそういうの考えたことないから。」
結婚というワードがでた瞬間、元彼の表情が険しくなりました。
私「すごい自分勝手なこと言ってるとは思うんだけど、どうしても自分の年齢を考えると付き合う=結婚を意識しちゃうのね。だけど、元彼くんは結婚は考えてないわけじゃん。お互い違う方向を向いたまま、付き合うのって難しくないかなって思って。」
元彼「えっと...別れたいってこと...?」
私「もちろん、本音は別れたくないよ。でも、結婚は考えてないわけでしょ?」
元彼「考えてないっていうか、今は考えられない。」
私「今はってことは、いつかはしたいってこと?それはいつ?」
元彼「そうだね、いつかはしたいと思ってる。でも、今じゃないってのははっきり言えるし、それがいつかって言われても、したくなったときっていうか、自分でもわからない。」
私「だよね...だけど、本当に自己都合すぎるんだけど、私結婚したら子供が欲しいと思ってるから、年齢的なリミットが迫ってるいうか...だから、元彼くんがいつ結婚したいかわからないって感じなら、お別れした方がいいと思ってる!」
私は元彼がすんなりうん、別れようと言ってくれると思いました。
元彼「うーん...俺は別れたくはないかな。」
