出産後、余命3ヶ月と言われましたが

5ヶ月後に亡くなりました。

最後の方は

モルヒネも効かないぐらい痛いと言う日、

モルヒネで意識がモヤモヤしてる日が多く、

意識がはっきりしていても

話をするのが辛いから帰れと言われる

ときもありました。


そんなある日学校にいると

急いで帰る支度をしなさいと

先生に言われました。


迎えに来た若い衆と病室に行くと

呼吸しているだけの母が

寝ていました。

呼びかけても反応はありません。

母の妹が必死に呼びかけていたのを

記憶しています。


ドラマでよく見る

心拍音みたいなピッピッとなるやつが

母が生きていることを証明していました。


しばらくするとその機械の音が

ピッピッからピーに変わり

白衣を来た人が〇時〇分御臨終です。

と言いました。

ドラマのような光景で

母が死んだ実感はありませんでした。


母が死んだ瞬間、

花瓶にいけてあったカーネーションが

首からボタボタと数個落ちました。

これを見て母が死んだのを理解できました。

母に不思議な力があるのですが、

この話はまた今度。


すぐに母は個室から地下の霊安室に移動に

なりました。