夕方になり
園から帰って来た息子に
赤ちゃんのことを話しました

赤ちゃんが頑張って生きてくれたこと
だけど、心臓が止まってしまって
お空に行っちゃうことをお話しました

息子は赤ちゃんを見て
「可愛いね、可愛いね」
と頭をなでなでしてくれました


夜、両親が赤ちゃんに会いに来てくれました
お母さんは泣きながら
赤ちゃんの頭をずっと撫でてくれました

私は病院で言われた言葉がまだ引っかかっていて
お母さんとあまり話せませんでした


その日の夜はお布団を並べ
家族4人で一緒に寝ました





7月15日の朝
先生が診察してくださり
お昼には退院出来ることになりました


主人のお姉さんが病室に会いに来てくれました
赤ちゃんを見て
「可愛いなぁ。可愛いなぁ。弟そっくりなぁ」
と言ってくれました

会いに来てくれて
赤ちゃんを可愛いと言ってくれて
すごく嬉しかったです


助産師さんと看護師さん達から
折り紙で作った鶴や
赤ちゃんの手形、足形を取ってくれたカードを頂きました

病院の方々には良くしていただき感謝しています


お昼になり主人が迎えに来てくれました
棺に赤ちゃんを入れて抱え
先生と助産師さんと看護師さんに御礼を言い
退院しました







両親が帰ってしばらくすると
助産師さんが赤ちゃんを連れて来てくれました

「沐浴しようね」
と赤ちゃんを洗面器で綺麗に洗ってくれました

「気持ちいいね」
と赤ちゃんに話しかけながら
丁寧に洗ってくれました

他の赤ちゃんと同じように接してくれ
とても嬉しかったです

私も赤ちゃんの体を少し洗いました
洗っていると
また涙がポロポロ出てきました


夕方まで赤ちゃんと一緒に過ごし
息子が来るので一旦預かってもらいました


息子は園であった事を
楽しそうにお話してくれました

息子といる時は
いつものお母さんの私でいられました


主人は忙しいなか
赤ちゃんを入れる棺を
仕事の合間に作ってくれていて
持ってきてくれました

1日で作ったとは思えないくらい
しっかりしていて
丁寧に作ってくれていました

主人の赤ちゃんへの想いを感じる事が出来ました


また、赤ちゃんのベビー服を作る布も買って来てくれました

白地に赤、青、黄色の花模様の可愛い布でした


早く服を着せてあげたくて
夜遅くまで服を縫っていました


その日の夜は赤ちゃんと一緒に過ごしました

看護師さん達が
数時間ごとに赤ちゃんの保冷剤を変えてくれる時に
何度か起きましたが
眠ることが出来ました



名前をつけてあげたくて
お空にまっすぐ行けるような名前がいいな、と
考えていると
フッと名前が浮かびました

主人もきっと良いと言ってくれると思い、
その日の夜から名前を呼んで話しかけていました