長崎市民会館に浅賀俊策さんの「長崎 あの頃のジャズの話~昭和からのラブ・コール」を聴きにいきました。

長崎ジャズ界の生き字引でジョーさんと呼ばれ慕われている浅賀さん。その著作のジャズ喫茶放浪「哀愁の街にJAZZが降る」は懐かしく、楽しく読ませてもらいました。

ディック・ミネに始まりチック・コリアのreturn to foreverで終わったのですが、その前半で「JAZZ AT THE TORYS」というロイ・ジェームスが司会のライブ盤を初めて聴いた。メンバーは中村八大、松本英彦、ジョージ川口たち。そこで、僕がかつて勤務していた渡辺プロの社長渡辺晋はシックス・ジョーズのバンマスでベーシスト、それもスイングジャーナル人気投票で1位になるほどのバンドのリーダーで、中村八大、松本英彦はメンバーだったことをふと思い出したのです。古いレコードをたくさんお持ちのジョーさんなら渡辺晋とシックス・ジョーズが演奏しているレコードをお持ちじゃないかと、お尋ねした。

レコードを出しているのは確かなのだが聴いたことがないのです。シックス・ジョーズをやめて社長になって余興で弾くベースは聴いたことがあります。いいタイミングでベースをクルッと廻すんですよね。そのあたりがやはりエンターティナー!エンターテインメント会社の社長になるわけですよ。と懐かしい光景も浮かんだ。

「持ってるかもしれない?けど、わからない。シックス・ジョーズの演奏が入ったオムニバスのアルバムがあるかも知れない」とジョーさんの返事。ちょっと楽しみです。

浅賀さんとツーショット!おっと、後ろに前山さんだ~