アヌーク・エーメ(仏俳優)が亡くなった。享年92歳。

出演した作品ではカンヌ国際映画祭パルムドール賞に輝いたクロード・ルルーシュ監督の「男と女」(1962)が一番有名かもしれない。共演はジャン=ルイ・トランティニャン、ピエール・バルー。夫と死別した脚本家と妻に自殺されたカーレーサーとの恋愛映画だが、都会的に洗練されたフランシス・レイの音楽と美しい映像も相まって日本でも大ヒットしました。オシャレな映画と言えば「男と女」というほど代名詞になった映画かもしれないですね。

そして53年後の2019年には同じスタッフとキャストが再結集した続編「男と女 人生最良の日々」が制作された。そしてアヌーク・エーメとジャン=ルイ・トランティニャン(2022没)二人にとってそれが遺作となった。

 

 

 

 

 

 

 

 

他に、フェデリコ・フェリーニ監督の「甘い生活」共演はマルチェロ・マストロヤンニ、アニタ・エクバーグ。同監督の「8 1/2」共演はマルチェロ・マストロヤンニ、クラウディア・カルディナーレ。ジャック・ベッケルが監督でジェラール・フィリップと共演した画家モディリアーニを描いた「モンパルナスの灯」等を観ました。個性的で魅力的な大好きな女優でした。