最後に行ったのはいつだっただろう?就職が決まった1973年大学5年生(笑)の時に、これから忙しくなって学生の時のようには行けないなと思い、行った憶えがある。まだ新入社員だった頃に2度ほど行ったと思うけどいつだったかは定かでない。いずれにしても半世紀振りなのです。過日上京した時、ジャズ喫茶に行ってみよう!と思い立ったのです。

まず始めは、やはり往年のジャズファンの聖地とも言うべき新宿のjazz cafe&bar「DUG」。写真家でもあるオーナーの中平穂積さんが「DIG」をオープンしたのが1961年。そして1967年に「DUG」をオープン。ジャズ喫茶巡りをしていた大学生の頃新宿に来たら「木馬」や「ポニー」よりやはり「DUG」が一番だった。現在の「DUG」は1977年オープンの「new DUG」のリニューアルだが外観や内装はほぼ当時のままだと言う。中平さん撮影のミュージシャンのポートレートを眺めながらロリンズを聴いた。それに13:30頃だが予想以上で席は8割ほど埋まっていた。時間がなくて1時間で出なくてはならなかったのが残念でした。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

そして四谷に行って「Jazz Cafeいーぐる」へ。入口にはSONNY CLARKの「COOL STRUTTIN'」のジャケ写。1967年オーナーでジャズ評論家の後藤雅洋さんが大学生の時にオープンした。スイングジャーナル誌で後藤さんの批評は読んでいて、仕事で文化放送に行った帰りなどに何度か寄った。船のキャビンを思わせるような店内、その背景にあるジャズ喫茶「いーぐる」ができるまでのロック喫茶「ディスクチャート」や「シュガー・ベイブ」周りとの関わりが興味深い。Sheila Jordanが流れていました。