東明山興福寺で開催中の「紫陽花季」へ。

我が国最初の黄檗禅宗の唐寺で、「あか寺」として親しまれている興福寺。

ヤマアジサイを中心にたくさんの紫陽花が咲き、本堂にはその紫陽花を撮った向井万里子さんのファンタジックで美しい日本画のような写真が飾られています。あか寺の唐寺に紫陽花が不思議な趣の風景をつくりだしています。この紫陽花の風景と向井さんの写真が観たくて行きました。

庫裏で向井さんと一緒にお抹茶と特製の紫陽花主菓子をいただきました。庫裏のこの縁側はほんとうに安らぐし、風も光も心地よい。ここで向井さんとゆっくり語らいだ時間は別世界にいたようなひとときでした。長崎で紫陽花を愛でるなら興福寺が一番です。