3年前ですが、私用で東京に数日滞在してましたが、懐かしくなってお馴染みだった店に食べにいった。そのひとつがこの目黒のとんかつ「とんき」 30年は通ったと思う。

衣がパリッとして香ばしいこの他にはない食感の西洋風とんかつが好きなんです。そして、美味しいのはもちろんだが、そのサービスの細やかさには驚く!とんきで「すみませ~ん!」なんて言葉は発したことない!

席に座ると即お茶とおしぼりが出て来て、「新聞お読みになりますか?」と新聞片手に声をかけてくれる。とんかつが揚がりそうになったら味噌汁とご飯がサッとセットされ、「はい、お待たせしました!ロースかつです!」と出てくる。キャベツや味噌汁やご飯が少なくなってきてお代わりしたいな?と思ってるそばから「お代わりいかがですか?」の声が掛かる!「すみませ~ん!キャベツください」なんて言ったことない!オープンカウンターの中からお客さんの動きや心理をよく伺っているんですね。そして先に先に対処する。食べ終わったら即お茶とおしぼりが出てくる。大切にもてなされてる感じで気分いいのです。オープンキッチンだから分業の流れる作業でかつができあがっていく様子がお客さんからもよく見える。店員さんは緊張感持って仕事することになりますね。いいですね!他の飲食店さんにはここのサービス大いに学んで欲しいです。

前日にはこれも長年通った鰻の「野田岩」に行きましたが、恵比寿のイタリアン「コルシカ」には行けなかった!今年7月で51年の歴史を閉じたと知り余計に残念です。